その他
2021年01月24日
今回は昔行ったゲーセンの写真から昔話を。
(レトロゲームが少なめのお店だったので記事にするのを後回しにしていた)
※ペコちゃん人形やコルゲンなどレトロ品を横目に遊べるお店。
(ゲームもレトロならよかったのだが…)

この日(今からもう4年半前、2016年7月の話)行ってきたのは、新潟の繁華街・万代シテイにある「ビルボードプレイス」のゲーセン。
(新潟はマンガ(ドカベンなど)であちこちで町おこしをやっているということで、その辺のスポットを見に行ったついでだった。あと新津駅の駄菓子屋なども…詳細は以下)
安宿からの旅・新潟市「マンガの家」
駄菓子屋巡り・新潟・新津駅「昭和基地一丁目C57」
こちらがゲーセンの入口。
「万代パビリオン」と近未来風の明るい看板が出ていて、ぱっと見た目は普通。
ゲーム機は今風のクレーンゲームやテレビゲーム機が多めでレゲーハントとしてはあまり見どころはなかったのだが、ゲーム機が並ぶ背後にはショーケースがずらっと広がっていて、中にはお宝レトログッズが所狭しと詰め込まれて多数展示されている。
というわけでこちらの展示物の方がかなり懐かしく、ゲームそっちのけで長時間楽しんでしまった。
(まんだらけの高額商品の棚をウィンドウショッピングするような気分とでもいうか)
※ゲームより展示物・インテリアが面白いお店というと、宇宙人やスーパーマンがいた千葉「大慶園」などを思いだす。
ゲームセンターCXロケ地巡り(#134・千葉県・市川市「大慶園」)
たとえば、昭和の特撮やアニメのロボット超合金「ロボコン」に「マジンガーZ」。
現地では細かくチェックできなかったが、下の方には「グレンタイザー」「ライディーン」などもいる模様。

その近くには「せがた三四郎」? と思いきや、
「仮面ライダー」の方の藤岡弘、さんだった。
「仮面ライダー」の方の藤岡弘、さんだった。
他の棚を見ると、上の段にはウルトラマンなど特撮ヒーローの面々。
下の段にはいまや廃刊となりつつある「小学●年生」などの月刊雑誌。
(毎月発売日を心待ちにしていたのを思い出す)
同じく月刊のお楽しみだった方もいるだろう「学研・●年の科学」の付録。
(昆虫採集セットなど夏休みの宿題用かと)
(昆虫採集セットなど夏休みの宿題用かと)
上の壁にはこれまたレトロなお土産「妙高高原」などの三角形のペナントが多数貼られていた。
(展示物の中で数少ない新潟要素。なぜか「Kamakura」の大仏や「鼠ヶ関・弁天島」「善宝寺」など他の県のもあるが)

こちらはペコちゃんやコルゲンなど店先のマスコット人形達。
ブリキ看板らしい独特のタッチのペコちゃんも貴重そう。
(下には色あせたゾウのサトちゃんもいる)
(下には色あせたゾウのサトちゃんもいる)
電気屋の店先でおなじみの東芝・ナショナルなどのマスコットたちもいた。
東芝と言えばサザエさん(だった)ということで、サザエが添えられた「東芝ランプ」という謎の商品も。
まだ展示物が多いので、続きは後日。
(10:30)
2020年12月27日
今回行ったのは、静岡・豊田町駅近くにある「マックスバリュ豊田店」。
マックスバリュ豊田店
※先日紹介の舞阪駅「あそびひろば篠原店」のついで(関東から名古屋への移動途中)に立ち寄った。
18きっぷ旅だとこういう途中下車がしやすいのが魅力。
スーパーのゲームコーナー巡り・「あそびひろば篠原店」
JR豊田町駅から歩いて数分の大型スーパー(全国どこでもおなじみのマックスバリュ)なのだが、食品以外にドーナツ屋や金券ショップなど他のテナントも入ってるようだったので、一応チェックした。
ゲームコーナーがあるのはフロアの2F。
看板の代わりに垂れ幕が下がっていて、クレーンゲームを思わせるクレーンの絵や、アストロシティ筐体を思わせるレバーとボタンの絵が描かれている。
(「びしっ!!びしっ!!」と力の入ったガチャプレイをしているが、残念ながらアストロシティ筐体はなかった模様)
こちらがゲームコーナー「プレイランド」。
細長いスペース内にプライズゲームや子供向けのお菓子入りクレーンゲーム、アンパンマンなどの乗り物などが並び、いかにも買い物に来た親子連れ向け(子供を遊ばせておいて親はその間にお買い物)と行った雰囲気。
一部マニアに人気らしい「キティちゃんのポップコーン」もある。
バター、キャラメル、うすしお風味がいずれも220円。
(「おつりが出ませんので220円」と謎の体言止め?の注意書きがあるが、「おつりが出ないから、ピッタリ耳を揃えて220円入れてね」ということだろうか)

以前のたまゲーで有野課長が景品を取っていた「グラスでドンピシャ!!」があった。
(こう見慣れたゲームが一台でもあるとなんかほっとする。見知らぬ町に引っ越した直後に昔の知り合いと会えたみたいな)
バッセンのゲーセン巡り・千葉「ラッキーバッティングドーム」

台の側面のゲーム内容を示すイラストもいい感じ。
昔の西部劇かトレンディドラマの定番のワンシーンを思わせる。
そして子供向けゲームのゾーンを抜けた一番奥の方にこちらのゲーム機を発見。
・タイムクライシス4
・トーキョーウォーズ
・がんばれ運転士!!
「TOKYO WARS(トーキョーウォーズ)」はナムコの戦車ゲーム。
以前、花やしきで見たのを思い出した。
ゲームセンターCXロケ地巡り(#22・都営浅草線・浅草駅「花やしき」)(後編)
「がんばれ運転士!!」は路面電車(江ノ電と伊予電鉄)を運転できるゲーム。
松戸の「Kid's US.LAND」や大阪の「タイトーステーション梅三小路」などわりとあちこちで見た記憶。
懐かしゲームコーナー巡り・千葉県・松戸市「Kid's US.LAND オウル五香店」
歴代「電車でGO!」が大集合!大阪駅・タイトーステーション梅三小路へ(2017/12)
他には10円やメダルで遊ぶゲームで、「ジャンケンマンセブン」というのがあった。
ジャンケンで勝つと上のデジタル数字が回り、数字が揃うと大当たりという感じらしい。
(パチ屋のデジパチかフィーバー台に近い感じでちょっと大人向け?)
といったところで以上。
小規模のゲームコーナーだが、時間があれば東海道線の鉄道旅行のついでにでも立ち寄ってみてはどうか。
(豊田町駅は浜松駅から2駅)
(10:06)
2020年07月12日
今回はゲームセンターでなくGCCXの関連本を読んだ話。
「ゲームセンターCX COMPLETE」を読んだので、その感想などを書いてみる。
(以下、他の本を読んだ時の記事)
番組本「ゲームセンター『CX』」を読む
番組本「ゲームセンターCX 3」を読む
番組本の4冊目となるこの本では、ゲームセンターCXの放送の最初の5,6年について、書名の「COMPLETE」の通りミニコーナーやイベントも含めたシーズンの全体を振り返っている。
(1,2冊目のような番組内容の書き起こし・丸写しではなく、座談会やランキング形式などでしっかり綴られていて読みごたえ十分)
有野課長やADさんなどスタッフへの長めのインタビュー記事が多く、普段聞けない裏話も多くて番組スタッフ好きにはたまらない内容。
(さらにカメラ阿部さんのマンガ、開発者インタビューと相変わらずバラエティに富んだ内容となっている)
以下、章ごとに簡単な感想など。
※「カメラ阿部さんのマンガが読めるのは番組本だけ!」(実際はもう一冊にも収録されてます)

■有野晋哉10000字ロングインタビュー
・番組の始まりや、開始当初の頃にシーズン継続が決まった時などの経緯
・初期シーズンにやった企画「ポケモン100匹集め」の裏話
・たまゲーなどでぼそっと言ってた「共演者がほしい」などの一言の裏側
・入院の裏話
・当時のゲームライフ(DS「有野の挑戦状」のやりこみ、ご家族とやるゲームなど)
DSソフト「ゲームセンターCX 有野の挑戦状」をクリア
★「GCCX博物館」で展示されていた入院時の課長の胸部レントゲン写真。患部を展示ってなんともシュール。
■番組シーズン1~11ダイジェスト
・番組の名場面集(番組画像をたくさん交えて紹介。ミニコーナーの紹介や当時のイベントなどにも随所で触れている)
・放送オンエアリスト
・シーズンのふりかえり(酒井さん、岐部さんの座談会形式)
■スタッフインタビュー
初代AD東島さんから当時のAD中山さん(幻の山田さんは除く)、さらにAD以外のスタッフのインタビュー。
VE須田さん、演出藤本さんなど普段あまり表に出てこない方も登場。
★「GCCX博物館」で展示されていた、VE須田さんの写真でボケる「スダランカーの一言」。
「須田タイム」「早帰り」「子持ち」などのネタは後任の府川さんが最近ちょっと受け継いでる感?
写真入りでインタビューが載ってるのだが、約10年前ということで課長同様、スタッフの皆様もお若い。
なお、D中内さんはこの頃からレアキャラのせいか未登場だった。
あまりこういった場には出てこないが、本以外で語られてる記事だと以下などがある。
こっそり支えてくれる人(3)中内ディレクター - ゲームセンターCXスタッフここだけ話
■スペシャル対談・藤原氏(魔界村)
・アーケード版・魔界村の難易度設定
・レッドアリーマーの攻略法(武道館で言ってたやつ)
・オープニング(アーサーが裸で墓地)の真相
・2周制度にした理由
■スペシャル対談・桜井氏(カービィ、スマブラ)
・ゲームを創る側から見た昔の高難易度ゲーム、そして今の万人向け難易度ゲームの作り方
・桜井氏が選ぶベストバウト(番組のエピソード説明のため一部岐部さんも参加)
・スマブラ開発の裏側(デバッグ、開発体制、スマブラへの他社からの参加オファーの扱いなど)
■ガメオベラ ~つっぱり大名外伝~
・カメラ阿部さんの力作マンガ。「GCCX博物館」でも生原稿が公開されていた。
#gccx 15周年企画! #GCCX博物館 へ(渋谷HMV)

■伝説の生放送プレイバック
2007年クリスマスの「カイの冒険」生放送の様子を時系列でリポート。
送られてきたFAXも一部紹介。(もちろん「カイやれ by 川口」もあり)
★「GCCX博物館」で展示されていたAD鶴岡さん製作の「カイの冒険」攻略用ジオラマ。
敵キャラの1つ1つまで丁寧に作られてる超力作。
微妙に柱が曲がってたりするのも手作りの苦労がひしひしと伝わってくる。
微妙に柱が曲がってたりするのも手作りの苦労がひしひしと伝わってくる。
■プロデューサーインタビュー
・菅Pへのインタビュー。番組開始の背景(制作サイド視点の話)
・この頃から次世代機(PS/SS)の解禁をいつにするか悩まれていた模様。その次、DSなどの解禁などについても検討。
・たまゲーの発祥(「コンティニュー」のコーナーが元になった話とか)、今後の遠征先候補など。
・「もし濱口さんだと上手だから番組的にうまくいかなかったかも…」とあるのが、今、「DX」や「○○生活」をやってるのを見ると面白い。
なお、他にも社内での有野課長の意外なオフショット(熱帯魚にエサやりするシーンなど)や、スタッフ勢ぞろいの記念写真(2008年頃。インタビューには入ってないが江本さん、渡邊さん、レアキャラ中内Dなどの姿もあり)などがあるのだが、一番の衝撃だったのが「GCCX on 太平洋」の最後で話題になった「C!X!」ポーズを若かりし頃の課長がやっている写真。
背後に「海腹川瀬」挑戦時のイラストがあり、その頃から「C!X!」ポーズはあった模様。
(とりあえず「C!」の一部だけ。気合の入った課長の表情とポーズ全体は本書でご確認を)
ということでかなりの充実ぶりなので、初期シーズンのGCCXが好きな方なら今から読んでも十分楽しめる一冊かと思う。
(11:25)
2020年06月13日
今回はレトロゲーセンというわけではないが、旅行先で立ち寄った普通のゲーセンの話を適当に。
(基本的にレトロゲーム筐体がないとあまりゲームする気分は乗らないが、それでもたまには個性的なお店に当たることもあるので、なんだかんだ言って旅先でゲーセンやゲームコーナーがあればとりあえず入ってみる自分。「旅打ち」というとパチかスロかって感じだが…)
※階段にJR大阪環状線の駅名が書かれている謎演出も…オーナーさんの個性(電車好き?)が感じられると普通のゲーセン巡りも楽しいものです。

というわけで今回行ったのは大阪・京橋駅のそばにある「ゲームセンター シャトーEX」。
(看板の「エンジョイ&エキサイト」という煽り文句がなんか古風でいい)
「シャトー」でピンときた方(大阪の方なら特に)もいるかもしれないが、ここは有名なレジャー施設「京橋グランシャトービル」の1Fにある。
(昔ながらの電球で矢印などを作った電飾看板も出ている。サウナやマッサージ店、パチ屋、カラオケなどもあり「ニュー新橋ビル」のようなお父さん向けって雰囲気も感じる)
ゲームセンターCXロケ地巡り(#108・「ニュー新橋ビル」)

というわけで店内へ。
基本的には最新ゲームが多めの普通のゲーセン。
(なので、写真は少なめ。ガンダムのゲームの上には「ラブライブ!」のゲームの横断幕もあったりと若い世代向けのゲームが目立つ印象)

2階へ続く階段を見ると、「電車でGO!!」(ビックリマーク2つの最新作)にちなんで階段部分にJR大阪環状線の駅名が書かれている粋な演出もあり鉄道ファン歓喜?
(新今宮、天王寺、寺田町、桃谷…って大阪の人しかピンとこないだろうけど東京でいう山手線のようなものと思ってくれればOK。新今宮駅周辺は新世界などが近く味のあるゲーセンもある)
レトロゲーセン巡り・大阪・新今宮駅「かすが娯楽場」
レトロゲーセン巡り・大阪西成・萩ノ茶屋駅「シンエイゲームセンター」

この時は昼食を食べるため近所のお店が空くのを待つ時間だった(100円台~の格安メニューのあるお店。以下詳細)ので、とりあえずの時間つぶしにガンシューティング「HOUSE OF THE DEAD SCARLET DAWN」などをプレイ。
(短時間でスカッとできる意味では京橋にピッタリ?(「スカッ」の意味が違うかもしれないが))
ドヤ街からお出かけ時のお食事(外食編:京橋駅・もとや南店)

という感じでゲーセンの方は以上。
店を出ると近くに「関西だけやで!飲んでみて!!(↑)」とアピールのすごい自販機を発見。
「これめっちゃええやん!」と「BOSS とろけるカフェオレ」「伊右衛門 ほうじ茶」を薦めていた。
(大阪の自販機はたまにアピールがすごいのや安いのがあるから面白い(以下一例))
こんな所にも激安自販機・大阪・梅田ダンジョンにて(2017・冬)
(12:16)
2020年05月16日
今回はゲームセンターでなく、ゲーム関連本を読んだ話を。
(関係するイベント「GAME ON」の写真とともに振り返ってみたい)
※懐かしのポールポジション。このずっと先にマリオカートがあるというレースゲームの歴史なんかもわかります。

■「ゲームってなんでおもしろい?」
4年前に開催されたイベント「GAME ON」(詳細以下)と同時期に作られたゲームの歴史の解説本。
(当時、ゲームセンターCXの放送内でも有野課長が「菅さんのインタビューも出てます。あの人「桃鉄」しかしない人なのに…」とチラッと宣伝していたような)
ポンからPSVRまで遊び放題・お台場「GAME ON」へ(2)
構成は大体こんな感じ。
●家庭用ゲームハードの紹介
アタリショックでおなじみ「ATARI VCS」から当時最新の「プレステ4」にいたるまで、ゲーム業界の30年以上にわたる家庭用ゲーム機器が名を連ねる。
(「GAME ON」で展示されていたレトロゲーム機の解説も多数載っていた)
ポンからPSVRまで遊び放題・お台場「GAME ON」へ(1)
※「GAME ON」でも多数のゲームハードが展示されていたが、
その中にあった1つがこの「コモドール64」。
その中にあった1つがこの「コモドール64」。
なぜか初代メガドライブのゲームパッドが接続されていた。

個性的なボタン配置のゲームパッドが印象的な「Apple II」も展示されていた。
(チョップリフターが遊べた)

●ゲームの成り立ち・歴史紹介
「テニスフォーツー」「スペースウォー」「ポン」などゲーム創世記の話から現代に至る歴史を解説。
(このへんは「あそぶゲーム展」でも筐体が展示されていたのを思い出す)
GCCXロケ地巡り(#209・「あそぶ!ゲーム展」)(前編)
※「GAME ON」の会場の一角にも「スペースウォー」を動かしていた当時の機械が展示されていた。
(隣のタイプライターが時代を感じる)
●ゲームの仕組みの進化や面白さの理論解説
「ブロック崩し」で、ブロックが攻撃してきたり自機から弾を撃てるようにすると「スペースインベーダー」になります、などの流れを解説。
(「GAME ON」会場内に設置されたモニターで流れていたような内容。ゲームに夢中でゆっくり見られなかった方(自分のこと)にオススメ)
●「歴史に残るビデオゲーム1000本」
ゲームジャンル毎に代表作を時系列でまとめたゲームの年表。
ゲーム黎明期の「スペースウォー」「スピードレース」が30年、40年をかけ、現代の「スプラトゥーン」「マリオカート」などに至るまでの作品の進化の流れ、系譜がわかるようになっていて、各時代ごとのタイトル名を追うだけで懐かしくてたまらない。
(例えばレースゲームなら、スピードレース→デスレース→ラリーX→ポールポジション…といった進化の流れ。縦スクロール→固定画面内で上下左右移動→スクロール画面で移動→3D視点といった進化)
※「GAME ON」で展示されていた「ポールポジションII」。
片隅には「日本ゲーム博物館所蔵品」という小さなステッカーが貼られていた。

シンプルながら奥深い富士スピードウェイ(現実のサーキットは現在はコースレイアウトが一部変更)が懐かしい。
トップスピードが400kmを越えてるのは冷静に考えると恐ろしい?(F-ZERO並みの早さ?)
●「ゲームの履歴書」
ゲーム製作者や雑誌編集者など、ゲーム業界の著名人の好きなゲームベスト5をまとめたもの。
GCCXにも出た「ゲームセンターあらし」のすがやみつる先生、初期シーズンのインタビューに出ていた「ダビスタ」の薗部氏、さらに有名人枠で「バイオ4」の魅力を語る鈴木四郎アナ、「バカの壁」の養老孟司氏なども名を連ねていた。
●ゲーム開発者・関係者インタビュー
家庭用ゲームの始まりと言ってもいいファミコンの設計者から最新のPSVR設計者、他、「パズドラ」「マイクラ」など近年のヒットタイトル・スマホゲームの開発者や、業務用ゲームが集まる「日本ゲーム博物館」(GCCX on 太平洋にも出ていたが)の辻氏、日本でも地位を確立しつつあるプロゲーマー・梅原氏など多彩な方々が寄稿していた。
また、「日本ゲーム博物館」内の筐体写真も一部出ていて、「GAME ON」でも遊べた「アフターバーナーⅡ」や「G-LOC」、たまゲーでもおなじみの「ハングオン」「ゴルゴ13」、ミニコーナーに出た「FAMICON BOX」など、一部ゲームの紹介などもあり。
(いまや一部の旅館やフェリーなどでしか見られないかなりレア物となりつつあるFAMICON BOX)
佐渡行きのフェリーにあった「時間制ファミコン」
※「GAME ON」で遊んだ「G-LOC」(最初のステージ選択画面)。
筐体が揺れまくるせいか初級でもかなりの遊びごたえだった。
(番組では有野課長がプレイ中に酔っていた気がする)
(番組では有野課長がプレイ中に酔っていた気がする)

「有野の挑戦」タイトルの「ケルナグール」などでおなじみ遠藤雅伸氏、初期シーズンで開発者インタビューに出ていた「パックマン」の岩谷氏、「クロックタワー」の河野一二三氏なども出ていた。
(「パックマン」についての話では、敵の正式名称は「ゴースト」で「オバケのQ太郎」世代だったことが関係していることや、敵の思考ルーチンの詳細など、GCCXのインタビュー(番組本(以下)にもまとめられてるが)とはまた違った話も色々出ていて必見)
番組本「ゲームセンター『CX』」を読む
※「GAME ON」で遊んだ「ミズパックマン」。 アメコミっぽい絵柄と体型のイラストが印象的。
外国のパックマンって色々な意味で驚かされる(パックマンの歴史を紹介するイベントもあったが…)。
歴代パックマンが勢揃い!「PAC‐MAN(TM)GINZA STYLE」
番組の成り立ちや番組作りのコンセプトについて密度濃く語っていて、読んでから改めて番組を見るとより楽しめるかも。
といった感じで、時代もジャンルもバラエティ豊かな内容で、大判サイズで読みごたえ十分。
レトロゲーム世代でも今のゲーム世代でも楽しみやすく、読みたい人物やカテゴリの記事から読んで楽しむもよし、最終的にそれ以外の記事も読んでゲームの世界を立体的に理解するもよしの一冊かと思う。
(「GAME ON」を追体験したい方にもオススメだろう。今思えば本当にもう一度やってほしいくらい夢のイベントだったが…)
レトロゲームからPSVRまで遊び放題「GAME ON」へ(3)
(11:16)