2023年05月20日

今回はレトロゲームの話題を当時のゲーム雑誌の広告などから軽く読み解いてみる。
(先日久々に帰省した時、また90年代のゲーム雑誌が出てきたので面白そうなページから適当に語ってみる)

 (関連)1994年のゲーム雑誌から見るレトロゲーム情勢


●表紙裏:「PlayStation '97」
表紙裏は見開きでプレステ1の新作ソフト紹介広告。
「私は田中ですが、森川君2号もよろしく」と「がんばれ森川君2号」のコスプレをした男が出ているイラストが衝撃。

右側には「今月のタコゲー」とあるが「ナニコラタココラ」的な煽り文句ではなく「指にタコができるほどハマるゲーム」とのこと。
トバル2、マリーのアトリエ、エスコン2など当時の話題作が勢揃い。
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●「バイオハザード セガサターン版」
続いてはバイオ1がSSでも登場するのをゾンビが振り向いて語ってる広告。
カプコンが全ハードに向けて作品を出しまくってた頃という印象。
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●業界ニュース
FF7の販売が一段落(300万本)した頃ってことで、サントラや攻略本の販売数、アメリカ版(インターナショナル版)の発売などまとめ的な記事があった。

●販売ランキング
話題作があまりない時期ってことで、トップはGBの初代ポケモン。
以下、IQ、FF7、パラッパなどPS1の王道作品が上位を占めた。

●アーケード人気ランキング
VF3、鉄拳3、スト3、餓狼SP、サムスピ天草など格闘ゲームが目立つ。
その合間にトーキョーウォーズ(戦車ゲーム)、スカッドレースなど懐かしい名前の他ジャンル作品もちらほら。
(花やしきや秋葉原レトロジー、千葉BTTAなどにあった記憶)

 「セガ秋葉原3号館 レトロジー(RETRO:G)」(2021/11)(2/3)
 レトロゲーセン巡り「BTTA(バックトゥザアーケード)」(2021/07)
 ゲームセンターCXロケ地巡り(「花やしき」)(後編)


●「VIRTUAL飛龍の拳」
往年の人気(某ゲーム王国ランキングなどで)シリーズ、飛龍の拳もついにポリゴン化。
3D格闘ゲームとなったが、結局何が「VIRTUAL」なのかはよくわからなかった記憶。
(やはり「バー●ャファイター」的な?)

なお、下を見ると「体験版でオリジナルグッズをゲット」など大盤振る舞いもあった模様。
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●「THE UNSOLVED(ジ アンソルブド)」
超常現象でおなじみの飛鳥昭雄(あすかあきお)氏が原作のアドベンチャーゲーム。
宇宙人や異常犯罪などマルチシナリオで事件を解明するストーリーが進む作品で、「Xファイル」や「矢追純一UFO特集」好きにはたまらない作品だった。
(スピルバーグから文句を言われないか不安なエイリアンっぽいイラストが気になる。グレイというよりET寄り。そういや宇宙人のいるゲーセンがあったのを思い出したり)

 #GCCX ロケ地巡りの振り返り(#135・千葉県市川市「大慶園」)

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●「ランナバウト」
PS1の箱庭レースゲーム。
GTAよりはライトな感じで、街中の店舗や車などオブジェクトを破壊しながらゴールまで行けばいいという異色作。

「あなたは、あなたの好きな道を進めばいいのよ」と語る、別れ際の卒業式の同級生のようなカットがセンスよい。
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●広末が遊ぶ「スターフォックス64」
当時まだ若かった(25年前だし当たり前)広末涼子がコントロールを持って遊ぶ「スターフォックス64」(震動パック付き)。
ブルブルのCMをよく見てた記憶。
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●裏表紙広告:「サタコレ」
この頃の裏表紙はセガの広告が多め。

ということで、過去のサターンの名作を廉価版で再販する「サタコレ」(新生発売!2800円。新生っていうとシトか銀行か…)。
VF2、ドラゴンフォース、ばくばくアニマル、レイヤーセクション、DX人生ゲーム、とジャンル色々。
(子供の実感としては「でも、中古の方が安いよね」だった記憶)
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(10:06)

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