2019年07月06日

今回は、レトロゲームに関する本を読んだ話などを。

■スーパーマリオランド・エンディング画面

初代「ゲームボーイ」のローンチソフト「スーパーマリオランド」のエンディング画面。
(結構前の「ゲームセンターCX」にて有野課長もクリアしていた)

ゲームボーイの素朴な音源が奏でるエンディング曲が結構印象的なのだが、その冒頭で画面下のスタッフロールに「PRODUCER G. YOKOI」とゲームボーイの生みの親・横井軍平氏の名前が流れるのも、今となっては印象深い。

※実は敵の数が増えた裏面があり、表面だけで物足りない方にオススメ。

 (参考記事)3DSVC・裏面もある「スーパーマリオランド」

super_mario_land_ending_yokoi_gunpei


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■「横井軍平ゲーム館」

古くは「ウルトラハンド」から「ゲームウォッチ」、さらに「ゲームボーイ」「バーチャルボーイ」などまで、任天堂にておもちゃやゲーム機の製作に携わった横井軍平氏へのインタビューを牧野武文氏がまとめた本。

インタビュー内容はおもちゃ・ゲーム機の製作の裏話のほか、横井氏の生い立ちや有名な「枯れた技術の水平思考」などの技術者論、任天堂の退職の経緯など多岐にわたり、任天堂フリークにはたまらない。
(インタビューが行われたのが横井氏が交通事故で亡くなる直前で、横井氏の全てが綴られた一冊となってしまったというのがちょっと運命的)

横井氏の作品といえばまず浮かぶのは「ウルトラハンド」「ラブテスター」といったおもちゃだが、他にも、あのルービックキューブを越えたとも言われるパズルゲーム「テンビリオン」やラジコンカー「レフティRX」などの隠れた遺作なども紹介されていたり、光線銃からの「ダッグハント」「ワイルドガンマン」などファミコン作品へのつながり、ゲームボーイの麻雀ゲーム「役満」の前に既に電子ゲームの「役満」があって通信対戦ができてたこと(さらに実はバグがあったこと)、アメリカでのファミコン売り出しのため実はすごく重要だった任天堂ロボットのコンセプトなど、任天堂の歴史の中での横井氏の存在の大きさを改めて実感させられた。
(当時の任天堂社長・山内氏やマリオでおなじみ宮本氏など開発スタッフとのこぼれ話も随所に盛り込まれていて、読み進める度に任天堂についての興味が高まる)

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※「ラブテスター」は以前のロケ地巡りで紹介した「柴又ハイカラ横丁」のおもちゃ博物館にもあったのを思い出す。

 GCCXロケ地巡り(#32・柴又駅「柴又ハイカラ横丁」)(追記)


※余談を言うと、「『ヨッシーのたまご』で、受け皿の方を動かすアイディアを提案」といった内容も出てきて、ふと、過去に読んだ「ゲームセンター『CX』」の番組本で、田尻智氏のインタビューの中で出てきた横井氏のエピソードを思い出したり。

 番組本「ゲームセンター『CX』」を読む


※ちなみに、同じ牧野武文氏の著書で「任天堂ノスタルジー 横井軍平とその時代」というのもある。

こちらでは「横井軍平ゲーム館」の後日談や書ききれなかった話の追記、横井氏が任天堂退職後に立ち上げた会社「コト」での活動内容、横井氏の直筆スケッチなどがあり、こちらも貴重な内容が多いので併せて読むのにオススメかと思う。



※さらについでに、「ゲームの父・横井軍平伝」という著書も。

こちらも一部内容は似ている部分があるが、横井氏の開発したおもちゃのカラー写真や横井氏のオフショット・若い頃の写真、さらにバーチャルボーイやワンダースワンの一部設計図などが収録されていた。

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