2016年11月05日

今回はロケ地ではなく自分が行ったゲームセンターの話を。

先日、大阪環状線・JR新今宮駅周辺にある西成地区(いわゆる「ドヤ街」)に泊まった時、近くにある商店街(萩之茶屋本通商店街)を歩いた。
(泊まったのは以下の安宿。通天閣やあべのハルカスなどの観光名所の近くなのに素泊まり一泊1600円と激安。なお、西成警察署の前なので治安も安心?)

 安宿旅行記・大阪・西成「ビジネスホテル 和香」(1泊1600円~)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1049468780.html



ここは南海線・萩ノ茶屋駅へ続く小さなアーケード街なのだが、その中で賑わっている2軒のゲームセンターがあったので、その様子について書いてみる。

1軒目は「TVタウン ゲームセンター ポパイ(POPEYE)」。
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看板の絵を見ると著作権の心配をしたくなるが、そんなものはここ西成では通用しないということだろうか…。
(ちなみに周辺に並ぶ自販機の値札には、黒目線の入った有名人の顔が描いてあったりする)

 関連記事:1本20円~大阪・ドヤ街の激安自販機(2015・春)
 http://doya-gai.blog.jp/blog-entry-580.html

こちらには50円ゲームの他にメダルゲームもあり、競馬や競艇(「スターホース」の姉妹版「スターボート」。競艇人気の高い関西向けの台?)、スロットなどを楽しめる。
(「スターボート」は以前紹介した住之江公園駅「プレイランドナサ」にもあったが、そっちは閉店した模様)

 珍ゲーセン巡り・住之江公園駅「プレイランドナサ」
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/51793054.html
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ところが、この時は平日の夜で普通のゲーセンならそこそこお客が入りそうな時間帯だったのだが、西成という場所柄のせいか、客層は40代以上らしい男性が多めで、ゲームとはいえ競馬や競艇に真剣に興じる様子を見てると、まるで鉄火場のような危うさが感じられた。
(「不良の溜まり場」と言われる昔のゲーセンとはまた違うスリルとでも言おうか。さすがに怖くて店内の写真は撮れなかった)

競馬ゲームはタッチパネルや画面表示じゃなく、ベット枚数が電卓のようなデジタル表示、馬はCGじゃなく模型の馬が走るというかなり古めかしい台。
(おそらく「スタホ」はおろか「ロイヤルアスコット」よりも前の時代の台と思われる)

競艇ゲーム「スターボート」は7,8席のイスがほぼ埋まる人気ぶりで、競艇人気の高齢化(?)を実感させられる。
(本物の競艇も、オートレースや競輪と同様に(パチ・競馬より比較的)ギャンブルマニアの高年齢層が集まる印象)

おそらくこの界隈の住民がささやかな楽しみにと通っている店なのだと思われるが、普通のゲーセンにはない圧倒的な場末感が衝撃だった。
(普通のゲーセンなら学生さんなり会社帰りの人なりで、少しは若い人がいるから。あるいは、本番の競馬・競艇・パチで負けたので、残ったお金でここで静かに楽しんでいるのかもしれないが…)

基本1プレイ50円で、テトリスや麻雀、上海など年配の方でも楽しみやすい感じの懐かしいゲーム筐体が多い。
(以前紹介した懐かし自販機の店に似てるラインナップ。一応格闘ゲームやシューティングもあったと思うが少なめ)

 関連記事:懐かし自販機ゲーセン巡り・オレンジハット新町店
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/66636322.html

2軒目は「SHIN-EI GAME CENTER(シンエイゲームセンター)」。

店の戸が開け放たれ、入口は透明なシートを暖簾のように分け入って入るオープンな雰囲気。
(GCCXの海外ロケで見たアジアのゲーセンを思わせる。店内の詳細は以下記事)

 レトロゲーセン巡り・大阪西成・南海線・萩ノ茶屋駅「シンエイゲームセンター」
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/78202973.html

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…が、こちらも1軒目と同様に客層は40代以上と思われる年配の方が多め。
若者や学生はほぼ皆無なのが異様な雰囲気だった。
(「最近のゲーセンは若者よりお年寄りの社交場になってる」なんてニュースがあったが、西成にもその波が来たとでもいうのだろうか…)

また、「法令により」(?)開店が午前6時(!)、閉店が午後8時と、朝の早いご年配の方に配慮した営業時間となっているのも珍しい。
(右上の貼り紙。うまく撮影できなかったので時間が違うかもしれないが)
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といったところで以上。

「ドヤ街・西成」ならではのスリルを楽しみたい方なら、立ち寄ってみるのも面白いかと思う。
(ゲーセンのあるアーケード街の町並みはこのように一見きれいな感じだが、歩いている人は中高年の男性がほとんどで、まさに西成の中心街という雰囲気)
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南海線・萩ノ茶屋駅からは歩いて数分と近いが、密度が濃い空間が広がっているので行く方はそれなりの覚悟を。


※ついでに、大阪ミナミ・通天閣付近にも味のあるゲームセンターが何軒かあるのでそちらの写真も。

1つは通天閣の南側にある「ニュースター」。
(「ビデオゲーム ALL¥50」とある通り、手軽に遊べるゲームが多い)
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また、隣にはスマートボールが遊べる別館もある。
(「たまゲー」の相模湖の回などで有野課長もプレイしていた。子供だけじゃなく大人もやるのか、灰皿付きの台なのがすごい)

 ロケ地巡り(#16・神奈川・相模湖「富士スポーツランド 」など)(後編)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/42057940.html

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もう1つ、飲食店が集まる「ジャンジャン横丁」の途中にある「かすが娯楽場」。
(ピカデリーサーカスかルーレットの台を思わせる電飾看板が印象的)
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こちらも1プレイ50円のゲームが多く、「スペースインベーダー」等のレトロゲームも何台かある。
(軒下に「アサヒビール」の提灯が並ぶゲーセンというのも珍しい感じ…大阪恐るべし)


★追記:
「TVタウン ゲームセンターPOPEYE」についての取材記事がありました。
競馬ゲームは「ザ・ダービー」というそうです。店内や筐体の写真もあり。

 「大阪西成」で30年以上続いたゲームセンターの実情 - 電ファミニコゲーマー



(11:49)

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