2016年02月06日

今回は「たまゲー」でなくニンテンドーDSソフトの「ゲームセンターCX 有野の挑戦状」(3DSでなくDS版の1作目)の話を。

先日、ようやくDSソフト「ゲームセンターCX 有野の挑戦状」を完全クリア(全ゲームクリア)できた。
難易度は本物のファミコンソフトの鬼のような難しさに比べれば楽だったが、「引退気味のヌルゲーマーがそこそこ苦労してなんとかクリアできるくらい」という絶妙な感じがちょうどよかった。
(※あくまで個人の感想です)

エンディングには先輩作(?)の「たけしの挑戦状」を思わせるセリフなどのお楽しみ要素が色々盛り込まれていたりするので、最後まで目が離せないのも楽しかった。
(ネタバレはまずいので、「この後の展開はキミ自身の目で確認してくれ」と、当時の未完成の攻略本風にお茶を濁しておく)
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この1作目では以下の8本のゲームが入っている。
シューティング・アクション・レース・RPGとなかなかのバラエティに富んでいるが、とりあえず簡単にレビュー。

・「コズミックゲート」
 パワーアップが追加された「ギャラクシアン」「ギャラガ」風の固定画面シューティング。
 (編隊飛行するボス機をまとめて倒した時のボーナス点もあり)

 敵を一気に貫く貫通弾で豪快に宇宙船や隕石を倒していくのが地味に楽しい。
 (当時は弾を一発ずつしか打てなかっただけに)
 また、固定画面から一転、縦スクロールになる隕石ステージは「ギャラガ88」を思わせる。
 (有野課長が初期の「たまゲー」で箱根で「ギャプラス」をやっていたシーンなんかも思い出したり)
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・「ハグルマン」
 左右に手裏剣を投げたり敵を踏んだりする「忍者じゃじゃ丸くん」風の横スクロールアクション。
 扉の開閉で敵を倒すのは「マッピー」に近い要素も感じる。
 一見キャラが小さく地味な感じのアクションだが、たまにこういうちまちました単純なゲームもやりたくなる不思議。

・「ラリーキング」
 ドリフトのある「F1サーカス」風の縦スクロールレースゲーム。
 車を滑らせ続けた後に急加速するブーストが奥深くで楽しく、2Dなのに3Dのレースゲームをやっているかのような錯覚に陥るほど中毒性は高かった。
 また、コース内の分岐や抜け道も豊富で、敵車の混雑具合を見ながらルートを変えていくのも本物のラリーっぽくていい。
 (本編で挑戦状をクリアした後、「やりこみ」モードでコース毎のベストタイムが保存されるのも嬉しい。
  以下のタイムはまだまだやり始めの頃のもの)
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・「スタープリンス」
 連射命・ボーナス命の「スターフォース」「スターソルジャー」を髣髴とさせる正統派縦スクロールシューティング。
 耐久力のある地上物や「ゼグ」風の隠しブロック、合体する前に連射しないと倒せない「ラリオス」風の敵、同時に破壊するとボーナス点の入る「デライラ」風の敵などもいて、自分がスコアアタックにはまってた頃を思い出す。
 (有野課長がラリオス5万点ボーナスに挑戦していたシーンとかも(高橋名人も呼んでいたが))

 なお、Yボタンで連射ができるようになっているので、連打でDSのボタンの消耗が不安という方も安心。

 とにかく絶えず色々とボーナス点が入る派手なゲームで、PCエンジンで出た「ファイナルソルジャー」を思わせる。
 時間制限のスコアアタック機能がないのが惜しい。
 (2作目で追加されているらしいが)

・「ハグルマン2」
 「ハグルマン」の続編でフィールドに高低差がついた以外はほぼ一緒。
 ゲーム内容はやや単調だが、特殊攻撃の発動タイミングを自分で決められたり、敵の種類が増えたり地味に演出が強化されたりというのを見てると、当時のゲームの進化の仕方を見ているようでほほえましい。

・「ラリーキング 限定版」
 「ラリーキング」と基本的なコース構造は一緒だが、障害物やジャンプ台などが追加されたため、コースの攻め方がガラリと変わっている。
 (別コースのDLC的な感じ)

 ラーメンの抽選プレゼントで当たるゲームという設定で、「グラディウス・アルキメンデス版」を思わせる。
 (ステージクリア後にはラーメンのCMが入る)

・「ガディアクエスト」
 3人パーティ、テキストベースの2DフィールドのRPGで、「ドラクエ2」を思わせる。
 (後半には落とし穴の多いロンダルギア的なダンジョンもあり)

 とはいえさすがに長い復活の呪文ではなくセーブ方式で、フィールド、町中、ダンジョン内どこでもセーブできるという携帯機向けの親切設計がありがたい。

 地道に経験値やお金を貯めて強くなるもよし、背伸びして先々のダンジョンで強い敵を相手に一気に稼いだり宝箱に入った強い武器をゲットしたりもよしと、昔ながらのRPGの基本的な楽しさを色々思い出させてくれる。
 一部、説明書に出てない魔法・アイテムがあり、それをゲーム雑誌で調べたり実際に使って確認するのもまた楽しみ。

・「ハグルマン3」
 忍者が2頭身から8頭身キャラになり、横(一部縦もあり)スクロールと一気に進化した「忍者龍剣伝」風のアクション。
 ダメージを受けた時の後ずさりや憎らしい軌道で飛んでくる鳥など、有野課長が挑戦した時と同様の苦しみを味わえる。
 (後ずさり(ノックバック)して穴に落ちるのは「魔界村」「悪魔城」「リンクの冒険」なんかでも苦しめられるお約束)

 ステージ数は「龍剣伝」に比べれば少ないとはいえ、ボスにたどり着くまでかなり長いステージ構成、ラスボスを倒してからの変化に次ぐ変化など、課長の苦労が身にしみてわかる1本だった。

そして以上のゲームの他に、当時のレトロゲームの雰囲気やゲーム周りの風景(友達の家でゲームしたり、ゲーム雑誌で情報収集したり)も味わうことができ、さらにカセットフーフーやゲーム名人の偽者、新作の発売延期などのあるあるネタも豊富で、今やっても新鮮な気分で楽しめた。

また、ゲーム雑誌に出てくる編集者・開発者が番組スタッフであるなどの内輪ネタも多くてGCCXファンならより楽しめる。
(「トージマ編集長」がアメリカへ行ってしまったりとか、後任が「ササノ」だったりとか)

なお、通常のストーリーモードではプレイ中に有野課長がいちいちツッコミを入れてくる。
(スタッフの須田さんの娘さん(?)のコメントではないが、確かにプレイ中の緊迫する場面ではイラつくほどに課長がうるさかった)
ただ、クリア後にできる「やりこみ」モードではツッコミボイスは消えるので、静かにゲームに熱中したい方も安心だろう。


2作目の追加要素が豪華な感じ(1作目のゲームも一部収録)のため、それに比べると若干見劣り感がある1作目だが、その分価格はお手頃(Amazonで1500円前後)なので、気軽にレトロゲーム気分を味わいたい方、番組ファンの方にオススメしやすいかと思う。



(08:40)

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