2020年05月
2020年05月30日
今回は先日記事にした大阪「レトロゲーセンザリガニ」に再び行った時の話を。
(ただ、2018年12月に行った時のもので記事にするのがだいぶ遅れたため、ありし頃の昔話というか参考程度に見て頂ければと思う。前回行ったのが2017年12月で約1年ぶり)
大阪・通天閣「 #レトロゲーセンザリガニ 」へ(2017/12)
※大阪でマリオといえば今のところはUSJよりここ?
一昨年の時点で通天閣周辺に支店が何軒かあったのだが、今回はその北にある日本橋の電気街にも支店が増えていたのが驚きだった。
まず、難波駅から歩いて南下した先にある日本橋オタロードの途中にあった支店がこちら。
公式ツイッターを見る限りこの時点ではまだ準備中だったようだが、それでもザリガニ名物である大量のガチャガチャ、そして「VSスーパーマリオ」がしっかりと置いてあった。
(画面上にマリオ、ガチャの脇にもマリオとアピールが激しい。マリオなら外国人にもわかりやすいから?)
ちなみに周辺には「駿河屋」「とらのあな」など秋葉原でもおなじみの中古ショップや同人ショップが並んでいて、さながらアキバのジャンク通りといった雰囲気も感じる。
(他にスーパーポテトや魂ネイションズなどもあり、だいぶ秋葉原に近い雰囲気になった印象)
続いて、オタロードを抜けてさらに南へ進んだ先、日本橋でんでんタウンの途中にあった支店がこちら。
(東横インのちょい南にある。ぐぐると日本橋電気街の公式地図があったが、2016年のものだった。お店の出入りが激しく更新が難しいのだろうか…)
日本橋でんでんタウンを遊ぼう 日本橋MAP
「エロ」関連のガチャガチャが店内の両脇を固め、両サイドに並ぶ赤ザクとガンダムがお出迎えという珍しい雰囲気。
(たまたま足を止めていた親子連れにはどのように写ったのだろうか…)
ひとくちにエロといっても、
「エロ過ぎるガチャガチャ」
「あまりにも…秘エロなガチャガチャ」
「エロ玉なガチャガチャ(2つ入)」
など様々なバリエーションがある模様。
(エロ玉とはどんな玉なのか…)
そのエロガチャの向かい側、赤ザクの後ろには子供向けっぽい「お山のクレーン」(こまや製)が稼働中なのがシュール。
(ガンダムの後ろでは定番の「VSスーパーマリオ」があった)
ちなみに近くの電気店では某アニメを意識したと思われる「?充電は大丈夫ですか?」というスマホ用の充電アダプタ、マイクロUSBケーブルが入ってるらしいガチャガチャが置いてあったり。
大阪日本橋といえばガチャガチャなのだろうか…。
(アキバにも一部そういったお店はあるが)
さて、さらに電気街を南へしばらく歩いて交差点を渡ると見えてきたのが通天閣。
(平日でも普通に外国人観光客が記念撮影をしていた)
そしてその通天閣の近くにあるザリガニの本店へ。
こちらもガチャガチャの台数が豊富。
(「巨乳すぎるガチャガチャ」の隣には子供向けのアンパンマンのガチャガチャがあり、カオスな感じがよし)
レトロゲームの他、子供向けゲームとして「森のくまさんクレーン」、「カエルのうた」が置いてあった。
「VSスーパーマリオ」をプレイしてみるも、6-3のギリジャン地帯で終了。
(「アーケードアーカイバー」でゲーム芸人フジタ氏がノーミスクリアにチャレンジしているが、十字キーでなくレバーでやるマリオはやはり難しい)
なぜか「スト2レインボー」がバージョン違いで何台も並んでいたりと独特のラインナップは健在。
(「伝説のレインボーだよ!!」という呼びかけの貼り紙が愛知の「天野ゲーム博物館」を思わせる)
レトロゲーセン巡り・愛知・西尾駅「天野ゲーム博物館」
奥の方にはスト2に対抗してバーチャファイターの1,2,3が並んでいた。
(画面上には「十年早いんだよ!」という貼り紙が並ぶ。「十年早い」言い続けて早20余年…)
といったところで以上。
緊急事態が解除されて自由に旅行できるようになったらまたゲーセン巡りに行きたいものである。
(この後はそのまま通天閣の南へ進んでジャンジャン横丁のゲーセン(以下)を見に行った) レトロゲーセン巡り・大阪・新今宮駅「かすが娯楽場」
※あれから約4年、今のザリガニの変貌ぶりを動画で見てるとただただ驚き。
(3階までゲームが並んでたりとか別館とか…全国のゲーム機が集まってるのではと思うほど)
これぞ昭和のゲーセン!新世界のレトロゲーセン【ザリガニ】
(11:45)
2020年05月16日
今回はゲームセンターでなく、ゲーム関連本を読んだ話を。
(関係するイベント「GAME ON」の写真とともに振り返ってみたい)
※懐かしのポールポジション。このずっと先にマリオカートがあるというレースゲームの歴史なんかもわかります。
■「ゲームってなんでおもしろい?」
4年前に開催されたイベント「GAME ON」(詳細以下)と同時期に作られたゲームの歴史の解説本。
(当時、ゲームセンターCXの放送内でも有野課長が「菅さんのインタビューも出てます。あの人「桃鉄」しかしない人なのに…」とチラッと宣伝していたような)
ポンからPSVRまで遊び放題・お台場「GAME ON」へ(2)
構成は大体こんな感じ。
●家庭用ゲームハードの紹介
アタリショックでおなじみ「ATARI VCS」から当時最新の「プレステ4」にいたるまで、ゲーム業界の30年以上にわたる家庭用ゲーム機器が名を連ねる。
(「GAME ON」で展示されていたレトロゲーム機の解説も多数載っていた)
ポンからPSVRまで遊び放題・お台場「GAME ON」へ(1)
※「GAME ON」でも多数のゲームハードが展示されていたが、
その中にあった1つがこの「コモドール64」。
その中にあった1つがこの「コモドール64」。
なぜか初代メガドライブのゲームパッドが接続されていた。
個性的なボタン配置のゲームパッドが印象的な「Apple II」も展示されていた。
(チョップリフターが遊べた)
●ゲームの成り立ち・歴史紹介
「テニスフォーツー」「スペースウォー」「ポン」などゲーム創世記の話から現代に至る歴史を解説。
(このへんは「あそぶゲーム展」でも筐体が展示されていたのを思い出す)
GCCXロケ地巡り(#209・「あそぶ!ゲーム展」)(前編)
※「GAME ON」の会場の一角にも「スペースウォー」を動かしていた当時の機械が展示されていた。
(隣のタイプライターが時代を感じる)
●ゲームの仕組みの進化や面白さの理論解説
「ブロック崩し」で、ブロックが攻撃してきたり自機から弾を撃てるようにすると「スペースインベーダー」になります、などの流れを解説。
(「GAME ON」会場内に設置されたモニターで流れていたような内容。ゲームに夢中でゆっくり見られなかった方(自分のこと)にオススメ)
●「歴史に残るビデオゲーム1000本」
ゲームジャンル毎に代表作を時系列でまとめたゲームの年表。
ゲーム黎明期の「スペースウォー」「スピードレース」が30年、40年をかけ、現代の「スプラトゥーン」「マリオカート」などに至るまでの作品の進化の流れ、系譜がわかるようになっていて、各時代ごとのタイトル名を追うだけで懐かしくてたまらない。
(例えばレースゲームなら、スピードレース→デスレース→ラリーX→ポールポジション…といった進化の流れ。縦スクロール→固定画面内で上下左右移動→スクロール画面で移動→3D視点といった進化)
※「GAME ON」で展示されていた「ポールポジションII」。
片隅には「日本ゲーム博物館所蔵品」という小さなステッカーが貼られていた。
シンプルながら奥深い富士スピードウェイ(現実のサーキットは現在はコースレイアウトが一部変更)が懐かしい。
トップスピードが400kmを越えてるのは冷静に考えると恐ろしい?(F-ZERO並みの早さ?)
●「ゲームの履歴書」
ゲーム製作者や雑誌編集者など、ゲーム業界の著名人の好きなゲームベスト5をまとめたもの。
GCCXにも出た「ゲームセンターあらし」のすがやみつる先生、初期シーズンのインタビューに出ていた「ダビスタ」の薗部氏、さらに有名人枠で「バイオ4」の魅力を語る鈴木四郎アナ、「バカの壁」の養老孟司氏なども名を連ねていた。
●ゲーム開発者・関係者インタビュー
家庭用ゲームの始まりと言ってもいいファミコンの設計者から最新のPSVR設計者、他、「パズドラ」「マイクラ」など近年のヒットタイトル・スマホゲームの開発者や、業務用ゲームが集まる「日本ゲーム博物館」(GCCX on 太平洋にも出ていたが)の辻氏、日本でも地位を確立しつつあるプロゲーマー・梅原氏など多彩な方々が寄稿していた。
また、「日本ゲーム博物館」内の筐体写真も一部出ていて、「GAME ON」でも遊べた「アフターバーナーⅡ」や「G-LOC」、たまゲーでもおなじみの「ハングオン」「ゴルゴ13」、ミニコーナーに出た「FAMICON BOX」など、一部ゲームの紹介などもあり。
(いまや一部の旅館やフェリーなどでしか見られないかなりレア物となりつつあるFAMICON BOX)
佐渡行きのフェリーにあった「時間制ファミコン」
※「GAME ON」で遊んだ「G-LOC」(最初のステージ選択画面)。
筐体が揺れまくるせいか初級でもかなりの遊びごたえだった。
(番組では有野課長がプレイ中に酔っていた気がする)
(番組では有野課長がプレイ中に酔っていた気がする)
「有野の挑戦」タイトルの「ケルナグール」などでおなじみ遠藤雅伸氏、初期シーズンで開発者インタビューに出ていた「パックマン」の岩谷氏、「クロックタワー」の河野一二三氏なども出ていた。
(「パックマン」についての話では、敵の正式名称は「ゴースト」で「オバケのQ太郎」世代だったことが関係していることや、敵の思考ルーチンの詳細など、GCCXのインタビュー(番組本(以下)にもまとめられてるが)とはまた違った話も色々出ていて必見)
番組本「ゲームセンター『CX』」を読む
※「GAME ON」で遊んだ「ミズパックマン」。 アメコミっぽい絵柄と体型のイラストが印象的。
外国のパックマンって色々な意味で驚かされる(パックマンの歴史を紹介するイベントもあったが…)。
歴代パックマンが勢揃い!「PAC‐MAN(TM)GINZA STYLE」
番組の成り立ちや番組作りのコンセプトについて密度濃く語っていて、読んでから改めて番組を見るとより楽しめるかも。
といった感じで、時代もジャンルもバラエティ豊かな内容で、大判サイズで読みごたえ十分。
レトロゲーム世代でも今のゲーム世代でも楽しみやすく、読みたい人物やカテゴリの記事から読んで楽しむもよし、最終的にそれ以外の記事も読んでゲームの世界を立体的に理解するもよしの一冊かと思う。
(「GAME ON」を追体験したい方にもオススメだろう。今思えば本当にもう一度やってほしいくらい夢のイベントだったが…)
レトロゲームからPSVRまで遊び放題「GAME ON」へ(3)
(11:16)
2020年05月02日
今回行ったのは、池袋駅の東口近くにあるゲームセンター「ランブルプラザミカド」。
(行ったのは2019年10月。先日紹介の「池袋バッティングセンター」のついでに立ち寄った)
ゲームセンターCXロケ地の今「池袋バッティングセンター」
高田馬場にある「ゲーセンミカド」のチェーン店らしく、達筆の「ミカド」の看板(漢字の「帝」もあり)が目立つ。
GCCXロケ地巡り(#104・「ゲーセン・ミカド」)(2017/07)
店内は地上と地下があり、地上フロアは新旧様々な大型筐体が並ぶ。
(公式サイトで稼動ゲームが出ているが、最新状況は公式ツイッターも合わせて見ておいた方が確実かも)
(公式)高田馬場ゲーセン・ミカド - ランブルプラザミカド
交差点角にある入口から入って、すぐそばにあるのがこちらの3台。
・アフターバーナークライマックス(往年のセガの体感ゲームらしく座席揺れまくり。ありがたい…)
・モグラ退治(なんともシンプルなネーミングのもぐらたたきゲーム)
・太鼓の達人(たぶん最新バージョン)
久々のアフターバーナークライマックス(鳥取でプレイして以来?)だったが、とりあえずクリア。
(安定のCエンディングなのは仕方ない)
レトロゲーセン巡り・鳥取駅「アミューズスペース・サルビア」
入口近くの目立つ場所にはクレーンゲームが多いが、その横や奥にはちらほらと貴重なレトロ体感ゲームが並ぶ。
・スペースハリアー(座席固定型。秋葉原セガ5号館にあるのと一緒?)
・ダートダッシュ(以前、千葉・八千代市の「BTTA」でよくプレイした)
レトロゲーセン巡り・「BTTA(バックトゥザアーケード)」(再々訪)
その近くには「タイムクライシス2」。
昔の筐体、ローポリゴンなのに今やっても十分熱い。
(1面目が余裕だったので油断してたら2面目であっさりアウト)
お店の奥の方にもクレーンゲームの脇を固めるようにレトロ筐体の山。
・エレベーターアクション・デスパレード(懐かしいアクションの名作がガンシューに進化)
・電車でGO!2
・アフターバーナー
(アップライト筐体。だいぶ前に高田馬場ミカドにもあったような…あとセガ5号館にも)
(アップライト筐体。だいぶ前に高田馬場ミカドにもあったような…あとセガ5号館にも)
レトロゲーセン巡り「秋葉原セガ5号館」(2/2)
そしてレースゲームの充実ぶりもすごい。
・スリルドライブ3(以前草加市でプレイした記憶)
・セガラリー1(サイドブレーキなし。こちらも「BTTA」でよくプレイしていた)
・マリオカート(これはこれでいまやロングセラー?)
懐かしゲーセン巡り・獨協大学前駅「PlayLand54street草加松原店」
久々にスリルドライブ3をやったらこの結果。
相変わらずペーパードライバーには辛い現実…
そしてお店の奥の方には、最新のカードを使うゲーム機の横にこれまた貴重な筐体が。
・タイピングオブザデッド
・オペレーションウルフ3
(この手のガンシューって黒い銃やマシンガンを振り回すイメージなので、白い銃が新鮮(ドリームキャスト用のガンコントローラを思い出す))
(この手のガンシューって黒い銃やマシンガンを振り回すイメージなので、白い銃が新鮮(ドリームキャスト用のガンコントローラを思い出す))
といったところで以上。
高田馬場のゲーセンミカドに勝るとも劣らないほどの遊びごたえで、池袋でレトロゲームを楽しむなら外せないスポットだろう。
(山手線で1駅だし両方行くしかない?)
#GCCX ロケ地巡り(#104・高田馬場ゲーセンミカド)(2020/09)
(10:44)