2019年03月

2019年03月16日

今回はゲーム系のイベントに行った時の話を。

昨年、一昨年と春先に開催されたセガのゲームイベント「セガフェス」だが、今年(セガフェス2019)は昨年よりちょっと早い3月末に開催とのこと。

 セガフェス2019特設サイト   SEGA
 http://segafes.sega.jp/

セガの最新ゲームについてのステージやイベントはもちろん、レトロゲームについても展示物や試遊台などが多数並ぶので昔からのセガファンにとってたまらないイベントなのだが、今回はそれを前に昨年のセガフェス(セガフェス2018)に自分が行った時のことを写真で振り返ってみたい(レトロゲーム分多め。最新のソシャゲなどは詳しくないのでそっちの内容は割愛)。

※昨年は「デイトナUSA・DX筐体」「バーチャファイター2」の筐体展示などレトロゲーセン好きにもたまらない見どころが多かったので、今年も楽しみです。
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●会場・ベルサール秋葉原
前回に続き2019年もこちらが会場。
土日ということもあり、午前中からかなりの賑わいだった。
(ビルの前の広場には巨大「SEGA」ロゴの前にソニックの着ぐるみが出てきてフォトセッションを随時開催)
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●巨大メガドライブコントローラー
昨年はメガドライブ30周年だったことにちなみ、巨大なメガドライブのコントローラー(初期型3ボタンパッド)でソニックやぷよぷよなどを遊ぶコーナーができていた。
(こういうのを見てるとファミコンロッキーかゲームセンターあらしを思い出す)

なお、今年は「セガサターン25周年」にちなんでセガサターンの巨大コントローラーが設置されるとのこと。

 巨大セガサターンコントロールパッド
 http://segafes.sega.jp/event/index.html#e04

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●ビッグUFOキャッチャー
セガの代名詞・UFOキャッチャーを人間でやるコーナーも。
(自分がクレーンになり、ぶら下がって下に盛られたお菓子などを掴む。「こち亀」でもこんなのがあった気がするが、実際にやるとは…)

なお、今年も「MEGA UFO CATCHER」を開催とのこと。

 MEGA UFO CATCHER
 http://segafes.sega.jp/event/index.html#e03

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●デイトナUSA・DX筐体、バーチャファイター2筐体
さて、フロアの奥の方へ進むと、セガ体感ゲームの名作「デイトナUSA」のDX筐体が稼動していて、結構長めの列ができていた。
(当時、電車で通っていた都会駅の大型ゲーセンにあったのを思い出す。DX筐体ではないけど、今、関東近郊でプレイするなら高田馬場ミカド、八千代台BTTAなどにあったはず)

 GCCXロケ地巡り(#104・高田馬場駅「ゲーセン・ミカド」)(2017/07)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/72701600.html
 レトロゲーセン巡り・千葉・八千代台「BTTA(バックトゥザアーケード)」
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/71692149.html

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その近くにはバーチャファイター2の対戦筐体(向かい合わせで置かれている。灰皿はないので安心?←当たり前)も置かれていて、この一角だけ、さながら当時のゲーセンを思い出す雰囲気だった。
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●セガ社史年表
そのそばにはセガの社史を示す大きな年表が。
セガの前身「日本娯楽物産」が1960年代に設立され、最初は国産ジュークボックス「SEGA1000」などの販売から始まっていたとのこと。
(「SEGA」で「1000」というと、テレビゲーム機のSG-1000が先に思い浮かんでしまうが…)
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●メガドライブ30周年コーナー
さて、ベルサールの館内(2F)に入ると「メガドライブ30周年」の記念ディスプレイで、歴代のメガドライブ本体や周辺機器などがずらっと展示されていた。

ワンダーメガやメガジェット(航空機内でメガドラで遊べるやつ)、メガアダプター(セガマーク3用ソフトが遊べるようになる)など当時を思い出す品々には思わず見入ってしまう。
(全部でいくらするんだろう…と無粋な想像もしてしまったり)
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メガドライブ専用メガアダプタ
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●ドリームキャスト20周年コーナー
隣にはドリキャスも20周年だったということで、こちらも本体や周辺機器などがずらっと展示されていた。

マラカス(サンバdeアミーゴ)やツインスティック(バーチャロン)、マイク(シーマン)に釣竿型コントローラー、ガンコン、アケコンなど、コントローラーを見るだけでタイトルが思い浮かぶ品だらけ。
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ついでに、ドリームキャスト発表時の新聞の全面広告「セガは、倒れたままなのか?」なども展示されていた。
(不死鳥のごとく何度でもよみがえるセガ…というのは麻雀のMリーグ(セガサミーフェニックス)の話)
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●メガドライブソフト展示コーナー
その先には、メガドライブ30周年の記念ミュージアムとして、メガドラの有名ソフトが多数展示されていた。
(この棚とソフトの並びってかつての中古ゲームソフトショップを思わせる。思わずパッケージを手にとって見たくなるが、おさわり禁止)
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ローンチソフトの「スーパーサンダーブレード」「スペースハリアーII」「獣王記」からの「おそ松くん」など…
(このうち2本は有野課長の挑戦タイトルだったのを思い出す)
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レアソフトは個別のショーケース内に置かれているのだが、「セガゲーム図書館」のモデムなども展示。
(いまやゲームのダウンロードは常識だが、ダイヤルアップ回線しかない30年も前からやろうとしているのがさすがセガである)
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さらに、メガドライブ、ドリームキャストの試遊台コーナーも。
「ビジュアルショック!」「スピードショック!」を見てネオジオの「100メガショック」よりこちらも先駆者だったと思ったり。
(「時代が求めた16bit」…でも、いつの世も早すぎる、それでこそセガ)
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●教習用ドライビングシミュレーター
加えて、ゲーセンからは離れるが、セガのグループ企業が開発した自動車教習所で使われている教習用ドライビングシミュレーターなども体験できるようになっていた。
(あまり荒っぽい操作をしないよう、基本的に免許所持者が対象らしい。というわけでペーパーながら免許有りな自分も参加)
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横3画面の筐体で街中を走れるようになっていて、かつてゲーセンにあった「フェラーリF355」(有野課長が「GCCX on 太平洋」のたまゲーでプレイしていたが)か、リッジレーサーの3画面タイプなんかを思い出す。
(安全運転(危険予知)の練習用モードだったため、飛び出してくる子供や自転車・車が多い設定。ペーパードライバーにとっては公道を走るのが疑心暗鬼になる内容だった)

これがあるなら、いまやアーケードの幻の作品「東京バス案内」を設置してほしいなとも思ったり。
(街中運転ゲームつながりってことで…あるいは「セガ救急車」でも(イオン南越谷店にあった))

 懐かしゲームコーナー巡り・埼玉・「イオン南越谷店」(2018/08再訪)

他にもダーツゲーム「DartsLive」の試遊台やセガトイズの家庭用プラネタリウム(VR版。以下の写真のようにゴーグルをかけて星空を楽しむ)体験、トムス・エンタテインメントのアニメ作品紹介(こちらもセガグループ)など細かい見どころが多く、かなり時間をかけて楽しめた。
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といったところで以上。

公式サイトによると、今年はファン感謝祭「SEGA Fan Meet-Up 2019」「セガサターン25周年大感謝祭」のステージ観覧(こちらは抽選招待制。申込締切間近)など他にもイベントが目白押しらしいので、昔のセガでも今のセガでも、興味のある方はチェックしてみてはどうか。
(現地に行けば上記のドライビングシミュレーターみたいにあまりサイト上で目立った告知がされてない隠れた見どころも結構あったりするので、一昨年もそうだったが大抵期待以上に楽しめるという印象)

 『SEGA Fan Meet-Up 2019』エントリーページ
 http://segafes.sega.jp/meetup2019_entry/






(10:18)

2019年03月02日

今回行ったのは群馬県桐生市の「桐生が岡遊園地」。
(JR両毛線・桐生駅北口から歩いて20分ほどの山の上にある。行ったのは2018年10月)

遊園地のゲームコーナーなんかもたまにレトロゲームが残ったままのいい感じのお店があったりする。
(たまゲーでも花やしき、としまえんなどが出ていた)

 #GCCX ロケ地巡り(#22・浅草「花やしき」)(追記)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/70964181.html

※園内には食堂があるのだが、某有名ゲームキャラを使った「たぬきうどん」「きのこうどん」の貼紙なんかもあった。
 (しかも桐生名物とのこと。「キノコ」に「タヌキ」、いずれもマリオには欠かせないが、このセンスにはさすがに脱帽…うどん一杯400、500円という価格は遊園地にしては良心的だが)
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さて、ゲームコーナーがあるのは遊園地の中央付近。

周囲にモノレールなどのレールが通っている中、赤と白のシンプルな配色の文字で書かれた「ゲームコーナー」の看板が出ていた。
(平日の夕方、閉演近い時間だったためゲームコーナーもちろん、園内にもほとんど人はいなかった。スタッフさんらしき人がそばの緑地で黙々と草むしりをしていたのに寂寥感を感じたり)
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館内はL字型っぽい不思議な形で、エアホッケーや乗り物など、子供向けやライト層向けの筐体が多め。
(デパート屋上のゲームコーナーに近い雰囲気)
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まずはこちらの3台。

右から順に

・スーパーバスケット
(バッセンなどでもよく見るバスケゲーム。黒人選手の絵のタッチに時代を感じる)

・シューティングスター
(サッカーボールをゴール(の絵が描かれた壁)に叩き込んで衝撃度を競うパンチングゲームっぽい台)

・バッドばつ丸
(「イオン東鷲宮・こころっこ」にもあった台。なお1プレイ50円)

 懐かしゲームコーナー巡り・埼玉・「イオン東鷲宮・こころっこ」(再訪・2018/08)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/77105873.html

IMG_kiryu_park_game


続いて、こちらの2台。
(ゲーセン内で唯一のテレビゲーム)

・パワーショベルに乗ろう!!(タイトー)
(バーチャロン風にスティック2本を使ったショベルカー運転ゲーム。有野課長がスタッフ府川さんと対戦していたのを思い出す)

・エアラインパイロット(セガ)
(成田空港にもあった航空機運転シミュレーター)

 珍ゲーセン巡り・成田空港のゲームコーナー
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/56457986.html

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さらに、親子・キッズ向けにこちらの2台。
(台の前に小さなイスが置かれていて、子供がそれに乗ってプレイできるようになってるのが親切)

・ワニワニパニック2
(隣には1も置いてあった。つい最近メンテナンスをする会社がなくなりもう修理不可能といったニュースが流れていたが…)

・スカッシュホッケー
(U字型のフィールドを使った異色のエアホッケー。奥の壁に反射させて、反対側の相手フィールドにパックを入れるという上級者向け仕様)
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そして子供用の小型の揺れる遊具(ゾウやシマウマ、白鳥などなんともレトロなデザイン)も並んでいた。
(料金投入口の文字が見づらかったがたぶん1回20円とか。重量オーバーになるので大人は乗れない?)
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そしてその先はドアで区切られた「100円コーナー」と貼紙があり、1回100円のクレーンゲームが並んでいた。
(ここまでは1プレイ10円や50円などだが、この先は全て1回100円。ある意味大人向け?)
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なお、100円コーナーの周囲の壁にはこの桐生が岡遊園地の歴史を示す写真が貼られていて、ちょっとしたレトロ感を演出。
(上の壁に座ってるぽろり(昔のNHK「おかあさんといっしょ」の「にこにこぷん」に出てた?)などのぬいぐるみも懐かしい)


その写真の中には、昔のゲームコーナーの写真もあった。
左奥にはドライブゲームや対戦型バイクゲーム、右の方には先ほど紹介の「スカッシュホッケー」、そして金髪選手のボクシング人形を使ったゲームも並んでいて、この頃に訪れたかったと思うところ。
(この辺の筐体が多数稼動していた1990年代あたりだろうか…)
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といったところで以上。

ゲームコーナーはもちろん、遊園地自体も昔のままの懐かしい雰囲気が一杯なので、桐生駅周辺の観光ついでに訪れてみてはどうか。

※遊園地を見た後、この日はJR桐生駅近くの以下の宿で宿泊。
 値段のわりにまあまあ快適な旅館ホテルだった。

 安宿旅行記・群馬・桐生「ホテル桐盛館」(1泊3800円~)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1072944240.html 


大きく描かれた園内地図もひび割れてたりと年季が入ってる。
(子供とママさんが楽しげな一方、疲れた表情にも見えるパパさんに同情の念を禁じえない…)
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(10:24)