2019年01月

2019年01月26日

今回行ったのは南海線・萩ノ茶屋駅近くにある「SHIN-EI GAME CENTER(シンエイゲームセンター)」。
(大阪観光のため近くの安宿(一泊1600円)に泊まったついでに立ち寄った。行ったのは2018年12月)



このお店は以前ちらっと「西成のゲーセン」ということで紹介した(以下記事)が、その時は入る勇気がなかったため外観などを紹介しただけだったが、今回は意を決して決死の覚悟(大げさ…でもないと思う)で入ってみることにした。

 珍ゲーセン巡り・大阪ミナミ・西成ドヤ街のゲーセン
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/66945901.html


こちらが外観。
萩ノ茶屋駅へ続く道幅の細いアーケード街(萩之茶屋本通商店街)にある。
(約2年前に行った時と同様、店の入口は透明なシートを暖簾のように分け入って入る開放的な(?)雰囲気。シート越しにうっすらとビデオシステム製のゲーム(たぶん麻雀ゲーム)画面が見えた)
IMG_osaka_nishinari_gamecenter_shinei


貼紙を見ると、「法令により」開店は朝6時(!)、閉店は午後8時とのこと。
「新台入荷」でスロット台が増えたらしいことも告知されていた。
(自分が行った時は平日の朝8時前だったが、既に5,6人ほど40代以上らしい男性客がいた)
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店内の見取り図はこんな感じ。
(やっつけクオリティなのはしょうがない)
IMG_osaka_nishinari_gamecenter_shinei_in_map


西成という場所柄、店内写真を撮るのは危険行為だと思ったためほとんど写真は撮らず。
(ゲーム機の間に店員さん(50代以上?とおぼしき)の席もあり目を光らせていたので、うかつにシャッター音など鳴らすのはやばいと思った(色々ワケあってこの地で息を潜めている人もいるかもしれないので…))

通路のスペースはひと一人通るのがやっとでかなり狭く、大荷物を持っての店内移動は難しいので、ロッカーかホテルに預けた方がいいだろう。

テレビゲーム機はテトリスやコラムスなどの落ちものゲーム、麻雀・上海などほぼ年配の方向けゲームで占められている。
(以前紹介のニュー新橋ビルや、御徒町にあったゲームインファースト(現在は閉店?)なんかを思わせる)

 ゲームセンターCXロケ地巡り(#108・東京・新橋駅「ニュー新橋ビル」)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/76563705.html
 ゲームセンターCXロケ地巡り(#160・山手線・御徒町駅「GAME INN FIRST」)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/61440522.html


さらに、ゲーム機の他にパチ台やスロットが並んだシマもあり、皆真剣でさながらリアルマネーの動く鉄火場のような緊張感があった。
(ゲームのラインナップと真剣さでいえば以前紹介のオートパーラーとかに近いかも)

 関連記事:懐かし自販機ゲーセン巡り・オレンジハット新町店
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/66636322.html
 懐かし自販機ゲーセン巡り・宇都宮線・栗橋駅・オートパーラーまんぷく
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/65670844.html


なお、お店の端の方には唯一レトロゲームらしいゲーム「メタルスラッグ3」を発見。
…が、残念ながら「調整中」の貼紙が。
(灰皿付ということはこれを嗜む40代の方もいらっしゃるのだろうか…ある意味リアルタイム世代だが)
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その左隣には50円ゲーセンの必須アイテム「100円→50円x2」の両替機もあった。
(テレビゲームはほとんど1プレイ50円。激安のお惣菜やジュース同様、西成住人に優しい価格設定ということか(西成の自販機は1本50円がデフォだし))

 ついに水素水も闇落ち…西成ドヤ街の激安自販機(2017/12)
 http://doya-gai.blog.jp/archives/21015535.html


そんなわけでプレイしてみたのが2人打ち脱衣麻雀ゲーム「ファイナルロマンス4」。
(女の子の絵柄がいかにも当時(90~00年代)っぽい感じ)
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難易度設定は結構甘めだったようで、デジタル効率最優先で深く考えず適当に打ってれば相手より先手を取れて、先にテンパイして上がれて楽に連勝できた。
(こんな感じにきれいなタンピン手の三面待ちリーチも楽々あがり…って麻雀知らない人スミマセン。
 今回は「たまゲー」の麻雀回みたいな感じで見てもらえれば)
IMG_nishinari_gamecenter_finalromance4_mahjong


そして勝てば当然相手の娘は脱ぐ(脱衣麻雀なので)わけだが、当然見えちゃいけない部分も見えちゃってる(アーケードなので)ので、その辺の写真は割愛。
(女の子にときめくのは新橋のお父さんも西成のおじさんも変わらないということだろうか…)
IMG_nishinari_gamecenter_finalromance4_win


麻雀素人の自分でも4人目まで行けたのでかなり甘めの設定だったものと思われる。
(1ミスが命取りであろう脱衣麻雀なのに、ミスった上にフリテンリーチかけても流局間際にツモって勝てるほどだった。これだけ連勝したのは以前プレイした「Gtaste(ジー・テイスト)」以来かも)

 GCCXロケ地巡り(#190・埼玉・北上尾駅「オートパーラー上尾」)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/32715894.html

IMG_nishinari_gamecenter_finalromance4_stage4


他には「ドキドキワクワク・おもちゃ箱」という景品の出る麻雀ゲーム筐体もあった。
(メルヘンチックなデザインだが、これでおもちゃ箱の中身が「大人のおもちゃ」だったら怖いが…)
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といったところで以上。

「ドヤ街・西成」ならではの場末感・スリルがたっぷりなお店なので、行きたいという方はそれなりに覚悟を決めてからの方がいいだろう。
(緊張しっぱなしで朝から疲れてしまい、もう1軒の「TVタウン ゲームセンターPOPEYE」の方は行けなかったのが残念)

なお、疲れた方向けにお店近くには格安ジュースの入った自販機が並んでいる。
(ペットボトルが1本30円~とこちらも西成価格の驚きの安さ)

 (関連記事)大阪西成探訪・萩ノ茶屋駅のそばで見かけた個性的すぎる酒自販機
 http://doya-gai.blog.jp/archives/26027257.html

IMG_nishinari_vender_lowprice



(12:11)

2019年01月12日

今回はレトロゲーム系のイベント・ショップに行った時の話を。

先日、大阪駅そばのヨドバシカメラ梅田で開催中の「スペースインベーダールーム」に行ってきた。
(2019/01/27までと残り半月くらいなのでご興味のある方はお早めに)

 スペースインベーダールーム(ヨドバシ梅田)| 株式会社タイトー
 https://www.taito.co.jp/siroom_osaka

これはスペースインベーダー誕生40周年を記念したイベントで、超大型ワイドスクリーンのスペースインベーダーなどインベーダーをフィーチャーした大型アトラクションや、インベーダーに関するグッズ販売などを行っているもの。
(タイトーのイベントというと、以前柏のタイトーステーションでやっていた「遊べる!タイトーレトロゲーム展」を思い出す)

 往年の名作も…「遊べる!タイトーレトロゲーム展」へ
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/73122681.html

※超大型インベーダーの他、普通サイズの筐体や小型の復刻版筐体でも遊べるまさにインベーダーづくしの空間となっていた。
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会場はJR大阪駅の北口そば、ヨドバシ梅田の1階。
家電の並ぶ売り場ではなくお店の外に特設店舗がある。
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こちらが入口。
横のショーケースにはインベーダーがデザインされた様々なキャップやグッズが並んでいて、さながら「ゲームセンターあらし」御用達といった雰囲気。
(棚の上にはリボンのついた「ARCADE 1UP」(小型のインベーダー筐体復刻版)が置かれていて、クリスマスプレゼント用にぜひ?)
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店内はこんな感じ。
インベーダーデザインの服なども売っているグッズ売り場(右奥)や、大型アトラクションのスペース(中央奥)、さらに当時のゲーセンのインベーダー筐体なども置かれていた(右端)。
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[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

SPACE INVADERS(スペースインベーダー) SPACE BATTLE Tシャツ
価格:3240円(税込、送料別) (2019/1/12時点)



ミニテーブルが置いてあるのは、店内で買ったジュースを飲みながら一息つくためと思われる。
(当然ながら自販機もインベーダーデザイン。だが中身は普通のジュースだった)
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入店してグッズの品定めなどをするのは無料。
大型アトラクションを遊ぶ際は、レジのスタッフさんに伝えてチケットを買い、案内してもらう仕組み。
(スタッフさんつきっきりでプレイするため、プレイ料金が1アトラクション600円なのも納得)

ということで今回は「ゲームセンターあらし」気分で大画面でインベーダーと戦える「SPACE INVADERS GIGAMAX(スペースインベーダーギガマックス)」へ。
最大8人同時プレイが可能だが、お一人様でもプレイ可能。
(一番奥にはスタッフさんの席があり、プレイを実況で盛り上げてくれる)
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操作は通常のスペースインベーダーと一緒でレバーで左右操作、ボタンで弾を打ってインベーダーやUFOを倒すのだが、目前の超大型ワイドスクリーンがびっしりと数十匹(数百匹?)のインベーダーで埋め尽くされているのは圧巻の一言。
(普通の筐体のレバー・ボタンと一緒なので炎のコマとかには耐え切れそうもないが…)


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マックスファクトリー figma ゲームセンターあらし 石野あらし
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大型画面で多勢を前に戦うだけでもあらしになった気分だが、マンガを思わせる意外な敵やボスが出てきたりと最後まで油断できない展開が新鮮だった。
(いくつかのステージがあり、ステージごとにランキングが表示されるので対戦にもってこい。なお、一人で全員やっつけるのは大変なためNPCの支援機も加わるので負けないようご注意を(シートは8つだが10機の自機が表示されて画面一番下の段で入り乱れて戦うカオスな様相となる)。敵の攻撃を受けてミスした場合は一定時間経過後に復活というルール)
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大型インベーダーの後はその近くにあった通常のインベーダーもプレイ。
(上の写真の右端にもちらっと写ってるが、「スペースインベーダーII」の筐体が置かれている。昔ながらのコンパネデザインが懐かしい)
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なお、なぜか最近出た復刻版の「PONG」(「TABLE PONG(テーブル ポン)」)も置かれていた。
(立方体の玉が実際にフィールド内を動くという贅沢な仕様。たまに関東の大型ゲーセンでも見かける)

 株式会社タイトー|トップ|「TABLE PONG」が...販売中!
 https://www.taito.co.jp/news/3306



さらに、グッズ売り場には小型のインベーダー筐体「ARCADE 1UP」の試遊台があり、無料だったのでこちらもプレイ。
(ミニサイズなので立ったままだと中腰の姿勢になりきついので、長時間プレイするならイスがほしい所)
IMG_spaceinvader_arcade_1up


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

タイトー ARCADE1UP スペースインベーダー (ARCADE1UPSPACEINVADE)
価格:62640円(税込、送料無料) (2019/1/12時点)



英語のインストラクションなども本物のゲーセンの筐体っぽく再現されているのが嬉しい。
(相模湖や「あそぶ!ゲーム展」など過去に訪れたお店・イベントにあったインベーダー筐体のことを思い出したり)

 「あそぶ!ゲーム展」の写真色々(京浜東北線・川口駅)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/55105851.html
 GCCXロケ地巡り(前編)(#16・相模湖「勝瀬観光」など)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/41383495.html

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といったところで以上。

スペースインベーダーやレトロゲーム好きな方なら、関西へ来たついでにでも立ち寄ってみてはどうか。
(「ゲームセンターあらし」ファンなら大画面でインベーダーと戦う迫力(実況のアオリ・応援も含めて)は一度味わってみて損はないと思う)

なお、タイトー好きな方ならついでに大阪駅そばのタイトーステーション(歴代「電車でGO!」が集合)、レトロゲーム好きな方なら大阪駅前第2ビル「ZERO」なんかもついでに立ち寄ればより楽しめるだろう。

 歴代「電車でGO!」が大集合!大阪駅・タイトーステーション梅三小路
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/74033222.html
 珍ゲーセン巡り・梅田「ZERO」(大阪駅前第2ビル)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/69709028.html

※この日は大阪市内の観光(という名のゲーセン巡り?)ついでに立ち寄った。
 旅の詳細は以下。

 安宿からの旅・大阪・西成から大阪メトロでぶらり旅(2018/12)(前編)
 http://yasuitabi.blog.jp/archives/1073888691.html




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