2016年06月

2016年06月25日

今回紹介するのは、都営浅草線ほか各線・浅草駅近くにある「花やしき」。

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(行ったのは2016年6月。先日の「NHKドキュメント72時間」でも(日本最古の)ジェットコースターが紹介されていたらしい)
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言わずと知れた日本最古の遊園地で、GCCXのほかにマンガ「こち亀」でも何度か取り上げられている有名スポットである。
(比較的最近では、両さんが園内のパンダの乗り物で浅草界隈を一周する話があった。うろ覚えだが、別の「たまゲー」回でも、井上Dがこういう乗り物に乗せられて放置プレイというのがあった気がする)
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場所は浅草寺の裏手(北西側)で、地下鉄や東武線の浅草駅からなら歩いて15分ほど。
(つくばエクスプレスの浅草駅からなら5分くらいと近い。アキバから行くならこちら?)

入口は昔ながらの門構えの出入り口(浅草門)と…
(「こち亀」でも何度か描かれてた気がする)
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自動ドアになっている「ゆうえんち入口」の2ヶ所。
(中にはグッズの買える売店などがある)
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入場料は大人1000円で、アトラクション料金は別途のりもの券を買う形式。
(1枚100円でバラで買うほか、11枚まとめ買いだと1000円。乗り放題券もある)

 料金案内 _ 浅草花やしき
 http://www.hanayashiki.net/fee

なお、公式サイトにはあまり出ていないが、「東横イン」の会員カードを見せると100円引きになるなど、色々隠れた割引制度があるので、行く前にぐぐってみるといいだろう。

 会員カード提示で優待サービスが受けられる施設一覧 - 東横INN
 http://www.toyoko-inn.com/news/card_service/index.html

さて、受付のスタッフに入場料を払って入場して、まずは有野課長が乗っていた「ローラーコースター」へ。
(乗るのに必要な「のりもの券」は園内各所にある券売機で買える。
 「ローラーコースター」は5枚必要(500円))
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「昭和28年設置」「日本現存最古」とあり、稼動して60年以上と思うと「老年期」のアトラクションといった感じ。
(案内の書かれた色あせた看板が歴史を物語っている)
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行列に並んで停車しているコースターに順に座って行き、ある程度人数が揃った所で発車する。
(この日は平日だったので行列はほとんどなく、乗車率5割くらいでもどんどん発車して行き、あまり待つことはなかった)
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コース内の大きな見どころは「最初の山」「銭湯」「民家」の3つ。

「たまゲー」オンエア時は「最初の山」「民家」へ飛び込むシーンは流れていたが、銭湯へ飛び込んで行くところは初だったので、かなり意表をつかれた。
(写真右下にあるのがコース中の銭湯「花の湯」。乗車中は撮影禁止のため、展望フロアに登ってコースを撮影した)
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コースターの高低差・速度は最新の遊園地に比べるとそうでもない感じなのだが、コースの角度・速度の変化がなかなか急で恐怖感があった。
(ぎこちない感じで急加速・減速する場所が何箇所かあり、コースターが壊れるんじゃないかという恐怖感で怖さが増していたと思う)

あまり広くはない花やしきを一周するコースなので短時間(ほんの2,3分)ではあるが、レールやコースターのきしむ音、コース周辺の古めかしいセットもなかなか味があるので、ぜひ一度は体験することをオススメしたい。
(外から見てるとあまり過激なコースではなさそうに見えるのだが…)
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※ただ、6/25現在、「ローラーコースター」などは運休中なのでご注意を。
 (6月11日(土)~7月13日(水)まで運休とのこと)

 アトラクション長期運休のお知らせ _ 浅草花やしき
 http://www.hanayashiki.net/archives/3161

続いて、「ローラーコースター」の上にあるアトラクション「ヘリコプター」へ。
(行く途中にあった、有野課長が「某女性Dがおる」といじりそうな看板)
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「ヘリコプター」はこれまた遊園地定番の足で漕いで進むモノレール。
(大宰府の「たまゲー」回でも似た感じのに課長が乗っていた気がする)
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自転車のようなペダルが2人がけの座席に着いていて、漕ぐとレールを進んでいく仕組み。
(周りのアトラクションの間を縫うように進んで行き、空中散歩気分で楽しい)
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南東方面を見るとスカイツリーや浅草寺の五重塔も見え、絶好の撮影スポット。
(自動で動く「スカイシップ」と違い、自分のペースで走れるのでゆっくり眺めを楽しめるのがいい。ただ、長時間止まって渋滞にならないよう車間距離にご注意を)
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そのコースの途中にあったのが「Beeタワー」のゴンドラ。
(かわいいお家型のゴンドラが上がって回る仕組み。「たまゲー」の最後で、景品を抱えて課長が乗っていたやつと思われる)
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さらに、当時ADだった浦川さんや課長が乗った「スペースショット」も眼下に見えた。
(座席が急上昇して「東京さ怖くなった?」となるアトラクション)
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ただ、残念ながらこの2つのアトラクションは長期運休中とのこと。
2つとも年代ものらしいが、再開が待たれる所である。
(「Beeタワー」は「こち亀」で「人工衛星」という名前で描かれていた気がするが、1960年の設置で50年以上の歴史があるとのこと)

 企業情報 _ 浅草花やしき
 http://www.hanayashiki.net/company


とりあえず乗り物についてはこんなところで、ゲームコーナーなどについては後半へ続く。

 ゲームセンターCXロケ地巡り(#22・都営浅草線・浅草駅「花やしき」)(後編)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/64735618.html





(09:16)

2016年06月17日

今回は先日記事にした「ゲーセン・ミカド」に再び行った時の話を。
(ちょっと前になるが2016年1月のもの。前回行ったのが2015年10月で3ヶ月ぶり)

 前回行った記事:「ゲーセン・ミカド」(2015年10月)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/51140643.html

さすがにたった3ヶ月ぶりなので店内はそれほど大きな変化はないか…と思いきや、「モナコGP」の「故障中」の貼り紙が微妙に変わっていた。
(当時、映画化もされた「珍遊記」。先日触れた「スト2」大会のポスターといい、漫☆画太郎先生推しな模様)
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珍遊記 [ 松山ケンイチ ]
価格:3807円(税込、送料無料)



また、入口近くの「STAR WARS」が映画公開記念で「1プレイ200円・コンティニュー100円」となっていた。
(おなじみのメインテーマが流れていて目立つ)
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※先日の「GAME ON」で展示されていた「STAR WARS(ATARI製)」も稼動中らしいので、近々再び行ってみたい。

同じく入口そばの3画面筐体では「ニンジャウォーリアーズ」が稼動中だった。
(ダライアスを見慣れてるせいか、一見普通の横アクションが3画面で動いてるとちょっと珍しい感じもする)
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その隣にあった「ダライアスⅡ」は修理中の貼り紙。
(「ぶっ壊れてます!!!」とあっては仕方ない)

画面下の操作説明の絵が、稼動当時を思わせる懐かしい感じも。
(1月の話なので現在は直ってるかもしれない)
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一方、「ダライアスバーストEX アナザークロニクル」の方は「残機無限プレイ・総額400円」の文字が。
「4人でプレイしても400円」とあり、多人数で来た方にはお得かも。
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この新旧ダライアスに挟まれた場所にあるのが「パワードリフト」。
現在は筐体が動かない状態らしいが、擬似3Dで派手なアップダウンなどのコースを再現しているのは必見。
(最近発売された3DSソフトでもプレイ可能)
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その隣には、有野課長が別の「たまゲー」回でプレイしていたと思うヘリコプターシューティング「メタルホーク」が稼動中。
こちらはちゃんと揺れるのでより楽しい。
(台のそばにはゲーム紹介のカッコイイポスターも貼られていた)
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なお、前回紹介した音楽ゲームつながりで言うと、入口そばにある「太鼓の達人」は6。
昔の台(版権曲)がやりたい方にオススメかも。
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入口そばにはたまに「たまゲー」で出てくるピンボール台も3,4台並んでいる。
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いかにもアメリカンな派手な絵柄が特徴的な「MONSTER BASH」など。
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といったところで以上。

相変わらず楽しいお店で、ちょっと寄り道でも、長時間どっぷりでもゲームに立ち寄るのにちょうどよい感じである。






(20:44)

2016年06月11日

今回行ったのは、山手線・御徒町駅近くの線路沿いにある「GAME INN FIRST(ゲームインファースト)」。
(駅近くのガード下(東側)にある。行ったのは2016年4月の平日)
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まず目に付くのが店先のゲーム機。
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右の台は「たまゲー」でおなじみ有野課長の宿敵「はっぴーぴえろ」。
(「300点以上で景品が出ます」というルールだがいつもギリギリ届かないゲーム)

皮肉にも、前の人のスコアは295点だった。
(まさか最近、有野課長がやりにきたわけではないと思うが…)
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なお、スコアの上の景品棚(?)には「ラブライブ!」のキャラが描かれた缶バッジが置いてあり、300点でこれが出る模様。
(秋葉原にほど近い影響? さすがに御徒町という場所柄、子供がやることは少ないと思われるが…)

※オンエア時やってたのは「Funky Circus」というほぼ同型の違う名の台だったが、
 ロケ以降に入れ替えになったのかもしれない。

左にあるのは「AMAZON SHOCK(アマゾンショック)」というハンドルを操作して玉を運ぶゲーム。
(別の「たまゲー」に出た「たかさごや」で課長がプレイしていた模様)
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「製造年月日不明」
「所有者日本に数人」
「店舗稼動日本でほぼ1軒」
と説明があり、かなりの年代物ということが伝わってくる。

※つい最近の「モヤさま」にも出ていたらしい。
 先日紹介の日暮里「KUME」といい、「たまゲー」と「モヤさま」って結構行く店がかぶる印象。

 GCCXロケ地巡り(#194・山手線・日暮里駅「KUME」)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/36628512.html

さて、続いて店内に入る。
壁一面にセガのアストロ筐体っぽいゲーム機がずらっと並び、通路はひと1人通るのがやっとという感じ。
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並んでいるゲームは「テトリス」「コラムス」などのパズルゲームや「MJ5」などの麻雀ゲームなどが多め。
(格闘ゲームなども少しあった。全般的に懐かしめのゲームが多い)

コラムスは続編(?)の「コラムス2」もあった。
(宝石以外の物が落ちてくるモードがある他、2人対戦ができる模様。
 コラムスってもう1本くらい画面が綺麗な続編があった気がする(「コラムス97?」 香港97とごっちゃになったかもしれないが))
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しかしながら、そんなゲームたちをプレイしているのは30代オーバーの背広の会社員風の方が多く、慣れた手つきで落ちゲーをやりこむ姿はシュールな感じだった。
(腕時計を見ながらプレイする人もいて、営業や打合せの合間のちょっとした娯楽だったのかも)

スマホ世代ならこの手のゲームはアプリでちゃちゃっとやるのだろうけど、ここに来る方は子供の頃と同じゲーム筐体でやる方が懐かしく、より楽しく感じるのかもしれない。
(並ぶゲーム機といい御徒町という場所柄といい、大人の貴重な憩いの場という雰囲気が感じられた。
 文字通り、疲れを癒す「INN(宿)」となっている? なお、プレイの邪魔にならないよう写真は撮らなかった)


といったところで以上。

アメ横や上野公園などの観光名所、そしてアキバからもほど近いので、観光ついでにレトロゲームを楽しみたい方にちょうどいいかと思う。
(秋葉原に近く、ロケ地巡りのハシゴもしやすいと思う(以下は近くのロケ地に行った記事))

 GCCXロケ地巡り(#17・秋葉原駅「スーパーポテト レトロ館」)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/56014255.html
 GCCXロケ地巡り(#2・秋葉原駅「トライアミューズメントタワー」)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/48864814.html
 GCCXロケ地巡り(#152・秋葉原駅「ナツゲーミュージアム」)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/43952704.html



(11:43)

2016年06月03日

今回はゲーセンではなく、自分が行った駄菓子屋の話を。
(10円ゲーム機などが置いてある駄菓子屋も「たまゲー」の定番ということで。
 駄菓子グルメも味わえるのが魅力のお店)

 (参考記事)GCCXロケ地巡り(#32・葛飾・柴又駅「柴又ハイカラ横丁」)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/50010152.html

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今回行ったのは千葉県・JR船橋駅近くの「リュウ君の店」。
(行ったのは2016年4月。ちなみに「モヤさま2」にも出たお店らしい)

 (公式ブログ)駄菓子屋 りゅう君の店
 http://ameblo.jp/captain-makoto/

駅の北東側に歩いて5分ほどの住宅街の細い路地の奥にあるお店。
(以下リンクの地図、該当ブロックの東側に小さな看板が立っているのが目印。
 看板には「だがしを使って作る おやつの店リュウ君」とある)

 (地図)地図 駄菓子屋リュウ君の店 船橋 - Retty
 https://retty.me/area/PRE12/ARE456/SUB4304/100001179455/map/

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住宅に挟まれた細い路地を進むとお店が見えてくる。
(土曜日の午後ということで、多くの子供たちが集まっていた)
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店先には10円ゲームが2台。
1台はタツノコプロ風パチンコ風ゲーム「UFO」。
(最近の「たまゲー」で有野課長がプレイしていたほか、以前紹介の「和田たばこ店」にもあった)

 懐かしゲーセン巡り・熱海「和田たばこ店」
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/46145645.html

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玉が当たりの穴に入るとメダルが出て、店内の駄菓子と交換できる仕組み。
また、台の右上には「ガラスを割ったら3000円弁償」という注意書きも。
(ハズレで悔しがって台パンする子対策ということか)

もう1台はワンボタン式クレーンゲーム「チャンスラー」。
(以前紹介の「柴又ハイカラ横丁」にもあった)

 GCCXロケ地巡り(#32・葛飾・柴又「柴又ハイカラ横丁」)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/50010152.html

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台の中には小さな容器(お弁当の醤油入れ?)が入っていて、それを取るとその中の当たり券が金券(店内の駄菓子と交換できる)になる仕組み。
(慣れた手つきで山ほどの容器をゲットする子もいた)

続いて店内へ。

小さめのスペースに3,4人が座れるテーブル、ドリンクやゼリーが冷やされている冷蔵庫、そして駄菓子が並ぶ棚と料理を注文するカウンターがある。
(壁にはシャボン玉・竹トンボ・組み立て飛行機・ドッキリガムなどのおもちゃが所狭しと掛けられていて、昔ながらの駄菓子屋という感じのカオス感)
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また、カウンターで注文できる駄菓子料理のメニューも貼られている。
たこせんべいを使った「タマセン(100円)」やバナナと駄菓子の組合せ「バナガー(130円)」など幅広いバリエーションで、何度でも通いたくなる魅力がある。
(お菓子で色々作るのって、昔のマンガ「OH!MYコンブ」のリトルグルメを思い出す)
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この日は人気メニューの1つ「ベー玉(150円)」を注文。
注文時に代金を払い、引換券をもらってできあがりを待つ仕組み。

数分ほど待つとできあがり、料理を受け取って店内のテーブルで食べた。
(お皿なしで直接受け取るのも駄菓子屋っぽい)
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「ベー玉」
たこせんべいの上に、その名の通り、玉子焼きとベーコンが乗った一品。
ケチャップやコショウなどで味付けされた素朴な味で、いかにも駄菓子らしい不思議な魅力があり、なかなか大きいサイズでお得感があるのもいい感じだった。

なお、駄菓子の品揃えはほどほどといった所だが、「ダイナマイトなゼリー」など意外と珍しい品もあった。
(細長い形の普通のゼリーだが、手榴弾のピンらしき突起物が付いてるあたりがダイナマイト?)
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といったところで以上。
(続々と子供や親子連れ、女子学生などが来ていたので、長っ尻は野暮ってことでとりあえずこの日は引き上げ)

ふなっしー見物などのついでに駄菓子屋巡りをしたい方にオススメかと思う。
(船橋といえばららぽーと・IKEAなどの名所を思い浮かべる方も多いかと思うが、それらがあるのは南船橋駅の方で、JR船橋駅周辺は意外と目だった名所が少ない)


※さて話は変わるが、同じJR船橋駅南口近くの細い路地(仲通り商店会)にあったゲーセン「ゲームフジ」は完全に建物が取り壊されていた。
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商店会の入口の看板に名前だけ残っているのがなんとも物悲しい。
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営業していた頃は「ふなっしー」グッズ入りのクレーンゲームがあったりと地元ゲーセンっぽい雰囲気がよかっただけに、閉店はなんとも残念。
(昨年9月に閉店していたとのこと)
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※2023/12/15 追記
ゲームセンターCX本編の「たまゲー」ロケに出たということで、カテゴリを変更しました。




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