2016年02月

2016年02月27日

今回は先日紹介した熱海駅近く「和田たばこ店」(以下リンク)のついでに、熱海港近くにあった懐かしいゲームコーナーをハシゴした時の話を。
(写真があまりなかったので2ヶ所セットという苦肉の策をお許し願いたい。
 2014年2月と約2年前の写真なので、現在は変貌している可能性もある)

 懐かしゲーセン巡り・東海道線・熱海駅・「和田たばこ店」
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/46145645.html

まずは、「和田たばこ店」から海岸付近に下った先、静岡・熱海城近くの「熱海後楽園ゆうえんち アピオ」。
城のある山の麓にある「熱海後楽園ホテル」内のゲームコーナーで、宿泊客でなくても入れる。

店内のゲームはクレーンゲーム、音楽ゲーム、メダルゲームなど一通り揃っていて一般向けな感じ。
「pop'n music」は「せんごく列伝」。
(2010年の台らしいのでこの時点ではちょっと古い程度?)
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その右奥に見える競馬ゲーム「スターホース」は画面や席が小さい初期型版。
(1作目は2000年、2作目は2005年頃の台らしく、結構年代物?)

また、ガンシューティング「ガンバアール」やパンチゲームなどもあり、温泉旅のついでの手軽な余興にちょうどいい感じ。
(メリーゴーランドや海賊船などがあるミニ遊園地も併設されている)
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続いては、そのホテルの近くにある「熱海ロープウェイ」。

山の上の熱海城、さらに熱海秘宝館などに通じているロープウェイだが、乗り場のそばには古めかしいゲームコーナーもある。
(山の上にちょこんと顔を出すあまり目立たない感じの熱海城。熱海の温泉街やビーチからは結構離れている)
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ゲームは古めかしいレースゲームやガンシューティング、フライトシミュレータなど大型筐体が多くて楽しげ。
(「電車でGO2」に「LANDING GEAR」とタイトーの名機が並ぶ)
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ピンボケだが、その隣には「セガラリー」に「レイブレーサー」と往年のレースゲームが。
(両方とも1995年頃でかれこれ20年前の台?)
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GCCXの社員旅行時にプレイしていたのと似たジャレコ「早押しクイズ」は惜しくも「調整中」の貼り紙。
隣には「ハウスオブザデッド」(?)っぽいガンシューティング、さらに5鍵の「beatmania」も(beatmania FINAL?)。
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※その右隣には「熱海秘宝館」の幟もあるが、こちらはゲームコーナーと違い18歳未満は入場不可なので注意。

なお、建物の壁には「ところてん 220円」とあったが、いつの時代の価格かは不明。
(写真の右上、「ベンダーハウス」とある謎のキャラクターも歴史を感じる)
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というところで以上。

熱海駅からは結構離れているが、熱海城や熱海秘宝館を見ることがあればついでに立ち寄るのも面白いだろう。
(今も昔も定番のリゾート地なだけはあり、ゲームコーナーを残しているのはさすがである)


※2017/01/12追記
 「熱海後楽園ホテル」内のゲームコーナーの正式名称は「カーニバル」と言うらしい。
 そちらのtwittewアカウントによると「2016年8月31日を持ちまして当店は終了となります」
 とのことなので、行こうと思ってる方は念のため確認した方がいいだろう。

 ゲームコーナー@熱海後楽園ホテル
 https://twitter.com/apio_carnival


※2016/05/06追記
 「たまゲー」で「熱海ロープウェイ」が紹介されていたので、いずれ改めてロケ地巡りに行こうと思います。



(10:01)

2016年02月20日

今回は先日「たまゲー」に出ていた「あそぶ!ゲーム展」について、前の記事で掲載しきれなかった写真をまとめてみた。
(ゲームの台数がとにかく多く、前後編使っても紹介し切れなかったため)

 ゲームセンターCXロケ地巡り(#209「あそぶ!ゲーム展」)(前編)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/52189972.html
 ゲームセンターCXロケ地巡り(#210「あそぶ!ゲーム展」)(後編)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/52676421.html

●「オデッセイ」本体
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初期の家庭用ゲーム機「オデッセイ」の本体やソフト等が展示されていた。

操作方法がダイヤルのついたお弁当箱のようなコントローラー(写真下部)だったり、テレビに貼り付けて遊ぶ画面シートなどが付属してたりと、その珍しさを改めて実感する。
(ボードゲームのようなお札やカードのセット、チップやダイスなどもあった。遊び方が気になる所)

●「コンピュータースペース」筐体現物
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1971年発売のアーケードゲーム「コンピュータースペース」の当時の市販筐体。
曲線美のフォルムが一昔前のSF世界を思わせる。
(「22世紀の未来の夢の家具」みたいな)

コントロール部分はショットや噴射のボタン、左右回転のレバーがついた年代物な感じ。
(「ポン」と同様、1プレイ25セントらしい)
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美女をあしらった販促広告などもあった模様。
(ボタンの位置の高さといい、対象年齢が高めだったことを窺わせる(「ポン」同様に酒場向けだった?))
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●「ポン」筐体内部写真
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「ポン」の筐体内部が図解されていた。
市販のブラウン管のテレビモニターがセットされていて、なかなか力技っぽい感じの構造だった模様。

●「ブロックアウト」
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アストロ筐体で動いていた元祖ブロック崩しゲームの「ブロックアウト」。
白黒画面、スコア表示のシンプルさ、無骨なビープ音など、「アルカノイド」のはるか昔のゲーム史の初期の頃を感じさせてくれる。
(「アルカノイド」が上手な大山のぶ代さんが元気だったら、プレイしてほしかった気もするが…)

●「フットボール」インストラクションカード
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有野課長が「たまゲー」でプレイしていた「フットボール」(アタリ社)の説明。
アメフトのフォーメーションを選択する方法が説明されているが、アメフトを知らないと何のことやらという感じ。
(左端のアメコミっぽい絵柄の監督・選手のイラストはいい雰囲気)

つくづく「10ヤードファイト」のわかりやすさは偉大だったと思う次第。

●「スペースインベーダー」設定イラスト
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「スペースインベーダー」に出てくるインベーダーやUFOのドット絵の元になった設定イラスト。
いかにも一昔前の「ザ・火星人」というイメージが時代を感じる。

 (関連ツイート)スペースインベーダーの設定手書きイラスト…など開発資料も展示
 https://twitter.com/tita041/status/774432844370223104

●「スペースインベーダー」攻略本
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設定イラストの横にあった、当時出版されたと思われる攻略本。
「これであなたも10000点プレイヤー」というアオリがレトロ風?
(今のようなスコアインフレがなかった頃の「10000点」の壁の高さも懐かしい。
 インベーダー1匹で10点~、UFOが高くても300点という中で1万点を目指すのはなかなか苦しそう)

また、本の下の「放射線、ミサイルを打ちながら侵略してくるインベーダー」という説明は少しぞっとする。
(宇宙人にさらわれた人の証言で「放射線による火傷が見られ…」「UFOの着陸場所から放射線反応が…」なんて話がよくあるが、ゲーム中で発射されるビームも放射線だったのかと)
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●「パックマン」ドット絵設定資料
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続いて「パックマン」で使われたドット絵の設定資料(マル秘の印付き)。
やられた時のアニメーションが表現されていて細かい。
(先日DVDが出て話題になった映画「ピクセル」ではこのパックマンが襲ってくると思うと、進化ぶりに驚くばかり)

●ゲーム&ウォッチ
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テレビゲームとは別に、任天堂が出したゲーム&ウォッチの第1作「ボール」、人気作「ドンキーコング」も展示されていた。
十字キーや折り畳み2画面構造など、テレビゲーム、DSの元祖になったことを思うと、その貴重さが伝わってくる。
(故・横井軍平氏の功績に感服するばかり)

●「デジタルゲームとは?」
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ゲームについての学術論的な説明も館内のあちこちにあった。
「遊びの4分類:競争・模倣・偶然・眩惑」など、自分の好きなゲームをこれに分類してみると、好みの傾向が見えて面白いかもしれない。


といったところで以上。

「あそぶ!ゲーム展」は終了間近(2016/02/28までの期間限定開催)なので、興味のある方はお早めに。

 (公式)あそぶ!ゲーム展 ステージ1:デジタルゲームの夜明け
 http://www.skipcity.jp/vm/game/


なお、来月にはお台場(日本科学未来館)でゲームの歴史を紐解くイベント「GAME ON」が開催されるようなので、こちらも見逃せない。
(有野課長が展覧会の宣伝課長らしいので、こちらも「たまゲー」に出るかもしれない)

 企画展「GAME ON~ゲームってなんでおもしろい?」公式
 http://www.fujitv.co.jp/events/gameon/





(10:13)

2016年02月13日

今回行ったのは、千葉・習志野市の「美好菓子店」。
(京成本線・京成津田沼駅から歩いて5分ほど、駅の南側にある商店街の大通りから細い路地に入った住宅街の一角にある)

店先にスロットゲーム、ビデオポーカーがある駄菓子屋さんといった感じのお店。
(年代ものの台に有野課長が苦戦していたシーンが印象的)
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行ったのは2016年1月。平日のお昼時に足を運んだ。
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ちなみに、お店の近くの交差点付近からロケの最初に写った病院が見える。
(周囲に他にこれといった建物はなかったので、阿部さんもカメラの構図に苦労したと思われる)
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まず気になるのが店先に並ぶ年代物のゲーム機。

メダルゲームコーナーにありそうな感じのスロットゲーム、ビデオポーカーが5,6台並んでいるのだが、画面やボタンの使い込まれ具合が半端ない感じ。
(テープで修繕された跡やボタンの文字の剥げ方が歴史の長さを感じさせる)
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「倍」「とる」「おす」など、操作の解説が台に直に書かれているのもいい感じの場末感を演出している。
(白いテープでさらに追記されていて、苦労の跡がうかがえる)
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英語だらけで大人向けのポーカーゲームだが、
「7より大きい」「7より小さい」「倍にする」「勝ち点とる」「スタート」
など日本語でも解説が加えられ、なんとか初めてプレイする方や子供にも楽しんでもらおうという店主の心遣いがうかがえる。
(普通のゲーセンにある台だと「BIG」「SMALL」「DOUBLE UP」「PAYOUT」…といった感じで英語表記しかなくわかりづらい)
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小学生の頃にこっそりこの手のゲーセン(校則でメダルゲームは禁止になっていた。脱衣麻雀とかがあるから?)に行ってた頃、中学で英語を習う前で単語の意味があまりわからない中、手探りでゲームをやっていたのを思い出す。
(ビデオポーカーの「HALF DOUBLE」が親切だったなとか、メダルが1000円50枚で高かったなとか)

基本操作の他に「倍で次のカードがわかる時あり」などの細かい解説もある。
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別の「たまゲー」回でこの手のゲームをしていてダブルアップをした時、「これは次のカードがわかってるサービス回だったのに…」という場面があったのを思い出す。
(あのゲームと一緒なら、当て続ければ画面内の女性が脱ぐのだろうか)

隣の台には
「メダルでもできます」
「ベットをおして すぐ倍ができます」
という解説も。
(この手作り感が味があっていい)
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画面周りのイラストは競馬ゲームっぽいが、ボタンは「HOLD」ボタンが5個並んでいるので、中身はポーカーゲームなのかもしれない。

ゲームはこれくらいにして店内に入ると、コンビニを思わせる商品棚に様々なおもちゃや駄菓子が並び、いかにも子供向けのお店な感じ。
(上の棚には手作りグライダー、下の棚にはあんずや蒲焼さん太郎。
 10円、15円などから買えて有名どころのものは大体揃っている)
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レジの近くには、別の「たまゲー」回で当たりを出そうと頑張っていた「きなこ棒」「あんこ玉」もある。
(左上の方のヒモ付きのアメ「ヒモコーラ」なども懐かしい)
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また、有野課長がネタにしていたドリンク菓子「オモシロ」もあった。
(紫のグレープ味の他、赤いコーラ味や青いスポーツドリンク風の味もあり)
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ペペロンチーノ味のカップ麺には「ペペロンチー 湯付 80」と値札がついていた。
(最後の「ノ」が値札の幅に入りきらなかったのだろうか。「チー」で終わってると麻雀漫画の必殺技かと一瞬思ってしまう)
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また、ブタメンのカレー味は「特価 50円」とお手頃価格だった。
「湯付 60円」と、お湯が別料金なのを見てると、お湯は限られた資源ということか。
(「こち亀」で山で遭難した後、物資不足な中でカップ麺を1万円で売り、お湯でさらにお金を取った回を思い出す)
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なお、この時はオンエア時に出ていた旦那さんではなく、ご家族と思われるおばあさんが店番をしていたため、番組のことについてはあまり聞けなかった。
(お客さんが増えるであろう放課後の時間帯は旦那さん、人の少ない時間は他の方が担当する分業体制なのかもしれない)

それでも、「あんこ玉は寒い時期限定の商品」「当たりやすさはきなこ棒の方が上、でも味はあんこ玉の方が上」など、色々駄菓子のことなどを教えてもらえて、いい雰囲気で買い物ができてよかった。


といったところで以上。

同じ京成線沿いは他にも何軒かロケ地がある(以下リンク先)ので、ロケ地のハシゴついでに立ち寄るのもいいかと思う。

 ゲームセンターCXロケ地巡り(#32・葛飾・柴又駅「柴又ハイカラ横丁」)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/50010152.html
 ゲームセンターCXロケ地巡り(#194・京成本線・日暮里駅「KUME」)
 http://tama-game-retro.blog.jp/archives/36628512.html

・美好菓子店
 千葉県習志野市津田沼5丁目3-9



(09:53)

2016年02月06日

今回は「たまゲー」でなくニンテンドーDSソフトの「ゲームセンターCX 有野の挑戦状」(3DSでなくDS版の1作目)の話を。

先日、ようやくDSソフト「ゲームセンターCX 有野の挑戦状」を完全クリア(全ゲームクリア)できた。
難易度は本物のファミコンソフトの鬼のような難しさに比べれば楽だったが、「引退気味のヌルゲーマーがそこそこ苦労してなんとかクリアできるくらい」という絶妙な感じがちょうどよかった。
(※あくまで個人の感想です)

エンディングには先輩作(?)の「たけしの挑戦状」を思わせるセリフなどのお楽しみ要素が色々盛り込まれていたりするので、最後まで目が離せないのも楽しかった。
(ネタバレはまずいので、「この後の展開はキミ自身の目で確認してくれ」と、当時の未完成の攻略本風にお茶を濁しておく)
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この1作目では以下の8本のゲームが入っている。
シューティング・アクション・レース・RPGとなかなかのバラエティに富んでいるが、とりあえず簡単にレビュー。

・「コズミックゲート」
 パワーアップが追加された「ギャラクシアン」「ギャラガ」風の固定画面シューティング。
 (編隊飛行するボス機をまとめて倒した時のボーナス点もあり)

 敵を一気に貫く貫通弾で豪快に宇宙船や隕石を倒していくのが地味に楽しい。
 (当時は弾を一発ずつしか打てなかっただけに)
 また、固定画面から一転、縦スクロールになる隕石ステージは「ギャラガ88」を思わせる。
 (有野課長が初期の「たまゲー」で箱根で「ギャプラス」をやっていたシーンなんかも思い出したり)
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・「ハグルマン」
 左右に手裏剣を投げたり敵を踏んだりする「忍者じゃじゃ丸くん」風の横スクロールアクション。
 扉の開閉で敵を倒すのは「マッピー」に近い要素も感じる。
 一見キャラが小さく地味な感じのアクションだが、たまにこういうちまちました単純なゲームもやりたくなる不思議。

・「ラリーキング」
 ドリフトのある「F1サーカス」風の縦スクロールレースゲーム。
 車を滑らせ続けた後に急加速するブーストが奥深くで楽しく、2Dなのに3Dのレースゲームをやっているかのような錯覚に陥るほど中毒性は高かった。
 また、コース内の分岐や抜け道も豊富で、敵車の混雑具合を見ながらルートを変えていくのも本物のラリーっぽくていい。
 (本編で挑戦状をクリアした後、「やりこみ」モードでコース毎のベストタイムが保存されるのも嬉しい。
  以下のタイムはまだまだやり始めの頃のもの)
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・「スタープリンス」
 連射命・ボーナス命の「スターフォース」「スターソルジャー」を髣髴とさせる正統派縦スクロールシューティング。
 耐久力のある地上物や「ゼグ」風の隠しブロック、合体する前に連射しないと倒せない「ラリオス」風の敵、同時に破壊するとボーナス点の入る「デライラ」風の敵などもいて、自分がスコアアタックにはまってた頃を思い出す。
 (有野課長がラリオス5万点ボーナスに挑戦していたシーンとかも(高橋名人も呼んでいたが))

 なお、Yボタンで連射ができるようになっているので、連打でDSのボタンの消耗が不安という方も安心。

 とにかく絶えず色々とボーナス点が入る派手なゲームで、PCエンジンで出た「ファイナルソルジャー」を思わせる。
 時間制限のスコアアタック機能がないのが惜しい。
 (2作目で追加されているらしいが)

・「ハグルマン2」
 「ハグルマン」の続編でフィールドに高低差がついた以外はほぼ一緒。
 ゲーム内容はやや単調だが、特殊攻撃の発動タイミングを自分で決められたり、敵の種類が増えたり地味に演出が強化されたりというのを見てると、当時のゲームの進化の仕方を見ているようでほほえましい。

・「ラリーキング 限定版」
 「ラリーキング」と基本的なコース構造は一緒だが、障害物やジャンプ台などが追加されたため、コースの攻め方がガラリと変わっている。
 (別コースのDLC的な感じ)

 ラーメンの抽選プレゼントで当たるゲームという設定で、「グラディウス・アルキメンデス版」を思わせる。
 (ステージクリア後にはラーメンのCMが入る)

・「ガディアクエスト」
 3人パーティ、テキストベースの2DフィールドのRPGで、「ドラクエ2」を思わせる。
 (後半には落とし穴の多いロンダルギア的なダンジョンもあり)

 とはいえさすがに長い復活の呪文ではなくセーブ方式で、フィールド、町中、ダンジョン内どこでもセーブできるという携帯機向けの親切設計がありがたい。

 地道に経験値やお金を貯めて強くなるもよし、背伸びして先々のダンジョンで強い敵を相手に一気に稼いだり宝箱に入った強い武器をゲットしたりもよしと、昔ながらのRPGの基本的な楽しさを色々思い出させてくれる。
 一部、説明書に出てない魔法・アイテムがあり、それをゲーム雑誌で調べたり実際に使って確認するのもまた楽しみ。

・「ハグルマン3」
 忍者が2頭身から8頭身キャラになり、横(一部縦もあり)スクロールと一気に進化した「忍者龍剣伝」風のアクション。
 ダメージを受けた時の後ずさりや憎らしい軌道で飛んでくる鳥など、有野課長が挑戦した時と同様の苦しみを味わえる。
 (後ずさり(ノックバック)して穴に落ちるのは「魔界村」「悪魔城」「リンクの冒険」なんかでも苦しめられるお約束)

 ステージ数は「龍剣伝」に比べれば少ないとはいえ、ボスにたどり着くまでかなり長いステージ構成、ラスボスを倒してからの変化に次ぐ変化など、課長の苦労が身にしみてわかる1本だった。

そして以上のゲームの他に、当時のレトロゲームの雰囲気やゲーム周りの風景(友達の家でゲームしたり、ゲーム雑誌で情報収集したり)も味わうことができ、さらにカセットフーフーやゲーム名人の偽者、新作の発売延期などのあるあるネタも豊富で、今やっても新鮮な気分で楽しめた。

また、ゲーム雑誌に出てくる編集者・開発者が番組スタッフであるなどの内輪ネタも多くてGCCXファンならより楽しめる。
(「トージマ編集長」がアメリカへ行ってしまったりとか、後任が「ササノ」だったりとか)

なお、通常のストーリーモードではプレイ中に有野課長がいちいちツッコミを入れてくる。
(スタッフの須田さんの娘さん(?)のコメントではないが、確かにプレイ中の緊迫する場面ではイラつくほどに課長がうるさかった)
ただ、クリア後にできる「やりこみ」モードではツッコミボイスは消えるので、静かにゲームに熱中したい方も安心だろう。


2作目の追加要素が豪華な感じ(1作目のゲームも一部収録)のため、それに比べると若干見劣り感がある1作目だが、その分価格はお手頃(Amazonで1500円前後)なので、気軽にレトロゲーム気分を味わいたい方、番組ファンの方にオススメしやすいかと思う。



(08:40)