2024年03月16日
今まで自分が旅行中に行ったゲーセンの思い出話、19回目は奈良。
前回:全国ゲーセン巡り紀行(18)・和歌山
大仏や鹿、桜が有名な吉野山(以下記事)など歴史的名所の多い県ということで何度か足を運んだが、そういう名所に時間を使いすぎたため、ほとんどゲーセンの写真はなし。
(どんなに強行日程の旅でも現地のゲーセンに立ち寄る余裕くらいはもって旅をしたい)
安宿からの旅・奈良・吉野山の桜
※奈良公園で見た鹿。
大仏殿へ続く道沿いは人も鹿も煎餅売りも多くて混み合っていたが、そこから離れた緑地帯で静かに鹿を眺めるのが妙に楽しかった記憶(浮世離れ感とでもいうか)。
数少ないゲーセンの写真が、7年前、2017/12に行った大和郡山市。
金魚づくしの街で有名(少し前に訴訟になった金魚入りの電話ボックスもある)なのだが、市内の散策中にふと立ち寄ったのが近鉄線の郡山駅近くにあるショッピングセンター「ASUO」。
いつもの通りゲームコーナーをチェックすると、クレーンゲームの奥にちょっと古めの「太鼓の達人12」があったので一応撮影。
ゲームコーナーの定番、「マリオカート2」もあった。
(「対戦が熱い!」という貼り紙の横に「ゲーム機の故障以外での返金は、原則おこなっておりません」の注意書き。そんなに返金トラブルが多いのだろうか…(あるいはまさかの1プレイ200円に気づかず、200円ならやらないよ、金返せ。みたいな))
ゲーセンの写真は以上。
大和郡山市は金魚で一杯の町で、普通の書店の店先に金魚型の顔出し看板があったりする。
安宿からの旅・金魚づくしの街・奈良・大和郡山市へ
金魚マニアにオススメ・奈良県・郡山金魚資料館へ
なお、訴訟になった金魚入りの電話ボックスはこちら。
灰色の公衆電話機が水カビで痛んだ(年季の入った金魚鉢のように)中、鮮やかな色の金魚が泳いでるのがなんともシュール。
といったところで以上。
奈良の有名なレトロゲームセンターといえば「CUE」らしいので、今度はそちらに立ち寄ってみたい。
ゲームセンターCUE奈良三条店TOPページ
(11:24)
2024年03月02日
謎ゲーム機「POCKETGAME 118 in 1(ポケットゲーム118イン1)」の話が途中になっていたので、今回はその続きを。
謎ゲーム機「POCKETGAME 118 in 1」(1/2)
※この手のパチモノゲームは元ネタ探しの方がゲーム自体より楽しい(こちらは「パネルでポン」風パズルゲーム。これでもかってくらい飾り気なし)
画面はバックライトでまあまあ明るい。
マニュアルは画面写真とともに簡単なゲーム内容説明が一文添えられただけで、ゲームの操作方法や高得点のコツを探し出すところからゲームが始まっている感。
(昔、中古ゲームを説明書なし(100円引き)で買って四苦八苦して遊んだのに似てるかも)
ドット絵が丁寧なジッピーレース風レースゲームかと思いきや、自車は3車線のどれかしか動けないという電子ゲームレベルの操作のレースゲーム。
文字通り「絵が綺麗なだけのゲーム」って感じだが、次世代機が出た頃の揶揄するゲーム批評のアオリ文かと。
横2ブロック分のカーソルでブロックを入れ替えて消していく「パネルでポン」風パズル。
シンプルな画面の中でただブロックを消すだけで、対戦要素や連鎖の点数アップ要素などはあまりなく、オリジナルには到底及ばない。
ニンテンドーDSで「ドクターマリオ&パネルでポン」をプレイ
鳥がタマゴを割らないように慎重に下へ落としていく「ペンギンランド(セガマスターシステムであったやつ)」風ゲーム。
世界観としては自然か。
(17:12)
2024年02月17日
今回行ったのは、千葉県はJR東金駅の近くにあるショッピングセンター「サンピア」(の中にあるパラボランドというゲームコーナー)。
(行ったのはつい先月、2024年1月)
※「シニア世代に大人気」(どこ情報??)らしいワニワニパニックあります(マリカーありますのノリで)。
「Sカード」のSは「サンピア」のS?
別アングルだとこんな感じの建物で色あせてて、「まさか、閉店しちゃった?」と一瞬不安になった(しっかり営業中で安心)。
「1プレイ10円」のスイートランド4。
小型ゼリーやアメなど子供向けのお菓子入り。
10円クレーンゲーム、他の店でもちらほら見たが結構流行ってるのだろうかと思ったり。
珍ゲーセン巡り・千葉鑑定団湾岸習志野店(クレーンゲーム店など)
珍ゲーセン巡り・岩手・北上駅前「おでんせプラザぐろーぶ」
ナムコつながりで初代「ワニワニパニック」。
右の貼り紙を見ると「テレビで話題!シニア世代に大人気」とあり、
・動体視力が活性化
・リハビリに最適(老人ホームにワニ設置ってどこかで聞いたような)
・叩いてストレス発散
とのこと(どこ情報??)。
店内のテナントの薬局にはゾウのサトちゃん人形。
オシャレなスカーフを着けてると思いきや、
「サトちゃん けがしていたいので さわらないでね」
の注意書き。おだいじに。
千葉の鉄道旅(わりとレアな東金線)のついでに立ち寄ってみてはどうか。(12:28)
2024年02月03日
今回はレトロゲームの話題を当時のゲーム雑誌の広告などから軽く読み解いてみる。
(先日久々に帰省した時、また懐かしいゲーム雑誌が出てきたので面白そうなページから適当に語ってみる)
(関連)1998年のゲーム雑誌から見るレトロゲーム情勢
表紙裏は見開きでバンダイの新作ソフト紹介広告。
(セガバンダイなどで話題だった時期前後らしくノリにのってる?)
「Gの全てが集い、F(ファイナルバトル)を奏でる」というキャッチコピーとともに歴代のSDガンダムが並ぶ「SDガンダムGジェネレーションF」。
ガンダム好きにはたまらないデザイン。
また、左端では「宇宙戦艦ヤマト」「封神演義」「ルパン3世」「ジオンの系譜」などバンダイらしいタイトルが並ぶ中に「サラリーマン金太郎 the GAME」が混じっていたのが違和感。
(サウンドノベル風のゲームでいつも選択肢に「キレる」が入っていたのが面白かった記憶)
●全方位戦略のカプコン「スト3」
次のページもまた見開きで、ドリームキャスト版の「ストリートファイター3サードストライク」。
格闘ゲームをあまりやらない自分にとっては「ああ、見ないうちにキャラクターがまた増えたなあ」程度。
●「FF9・500名に大プレゼント」
そして発売間近のFF9にちなみ、ソフトを500名にプレゼントという「太っ腹企画」がきていた。
(ファミ通2冊を買うのが応募条件。FF9はコカコーラとのコラボCMが印象的だったが、近未来SFから再びファンタジーっぽい雰囲気に戻ったのが個人的にあまり魅力に感じなかった(もうRPG熱が冷めていた?)記憶)
●業界ニュース
任天堂の「ドルフィン」延期、コントローラーでおなじみのHORIがゲームソフト制作、つんくプロデュースで話題となったCDレコーディングゲーム「レコスタ」、など色々賑やかだった。
●販売ランキング
大作の時期ではなかったということで、トップ3は「スーパーロボット対戦α(PS1)」「FIFAサッカー(PS2)」「サクラ大戦(DC)」と新作ソフトが並んだ。
そして「ムジュラの仮面」「カービィ64」などじわじわ売れる任天堂タイトルがちらほら。
●アーケード人気ランキング
トップ3は「ダービーオーナーズクラブ」「バーチャストライカー2」「パワースマッシュ」と格闘ゲーム以外が並んでいたが、そこに続く位置に「VF3」「マーベルvsカプコン2」「鉄拳TAG」などが熾烈な争い。
その下には今でもレトロゲーセンでよく見かける「ゴルゴ13」、異色音ゲー「サンバデアミーゴ」、人気麻雀ゲーム「ホットギミックフォーエバー」など個性的タイトルが続いた。
(松戸のゲーセンなどでプレイしたのが懐かしい)
懐かしゲーセン巡り・松戸「ソニックビーム」「東京ガリバー」
●プロ麻雀極Next
PS1とゲームボーイカラーで発売の麻雀ゲーム。
「136牌対象期待値演算」「PS2によって初めて現実化された麻雀思考アルゴリズムの終着点」がウリだったらしいが、今でも麻雀AIは進化を続けているのを思うと、かなり奥深さ(発展途上なの)を感じる。
またCPU対戦相手として、伝説の麻雀プロといわれた小島武夫プロや安藤満プロをはじめ、今でもトップリーグで活躍中の荒プロや伊藤プロ、Mリーグでおなじみの土田浩翔プロなどが名を連ねているのもすごい。
(20年以上前からずっと第一線という点も)
●ネオジオポケット広告
2000年頃といえばネオジオポケットも現役だったということで、「伝説のオウガバトル外伝 ゼノビアの皇子」「ガンバレねおぽけくん」など。
(「ねおぽけくん」はぱっと見「どこでもいっしょ」?と思いきや、キャラと遊ぶとミニゲームを創作するというなにやら気になるコンセプト)
●麻雀落ちゲー「落雀」
パソコン用の麻雀ゲーム。
2枚組で落ちてくる麻雀牌を積み上げて3枚組の麻雀のメンツを作り、4メンツ作ったら最後にアタマを抽選(スロット式でタイミング勝負)して大物手を狙うという内容。
当時まだパソコンを持ってなくて友人の家で遊ばせてもらったが、牌の落ち方が絶妙でギリギリ大物手を狙うのが楽しかった記憶。
(普通のネット麻雀をやるようになるまではこの手の変則麻雀ゲームが結構好きだった。麻雀牌でブロック崩しをやって手役を作る「ジャンボウ」ってのも面白かった)
●コナミ・新作CD
この頃は音ゲーのサントラとギャルゲーのボーカルCDなどで音楽CDも品揃え豊富だったコナミ。
音ゲーでは「pop'n music4」や「beatmaniaIII」(両方とも今も新作が出てるのが驚き)、さらに「ときメモ2 ボーカルトラックス2」、他にRPGのサントラなども。
●ファミ通の携帯サイト、Webサイト、TV番組紹介
企業の公式Webサイトや携帯サイトが広がり始めた2000年頃。
というわけでファミ通の携帯サイトやWebサイトのURLが。
(QRコードなんてものはない頃)
「ゲームメロディーサービス配信」とあるが「メロディーをiモードに入力しちゃおう」とあり、着メロを手打ちしてた頃がほんと懐かしい。
そして右側では伊集院光がやっていた深夜番組の「GameWave」、スカパーで可相我聞がやっていた「i-chop!」の広告も。
(放送がテレビ東京系だけってことで、これだけで子供心に東京に憧れを抱いた記憶。「GameWave」はその後見る機会があったが、「カルドセプト」で対戦して負けた人が罰ゲームで携帯電話を天ぷらにされる回が衝撃だった)
●フェラーリシミュレーター「F355 Challenge」
アーケードで話題だったフェラーリの運転シミュレーター(3画面方式)、「F355 Challenge」のドリキャス版の予告記事があった。
一時期、秋葉原のセガ新館で稼動してたのでプレイしたのが懐かしい。
(今はレトロジー)
レトロゲーセン巡り「GiGO秋葉原3号館・RETRO:G(レトロジー)」(2023/08)
●裏表紙広告:「アドバンスド大戦略」
この頃の裏表紙はセガの広告が多め。
ということで今回(2000/06。左)は「アドバンスド大戦略 ドイツ電撃作戦」。
「シミュレーション史上最大規模の1000種を越える兵器数!」
「気候から地形にまで、綿密な戦場データ」
など、好きな人にはたまらないリアルさだった模様。
(11:10)
2024年01月20日
今回はかつてコナミが運営していたゲームセンター「チルコポルト」の思い出話を。
関東だと新宿などにあったらしいが、自分が写真を撮っていたのはなぜか大阪の方。
(しかも看板が「アミュージアム」に変わった後)
というわけで元「チルコポルト茶屋町」だった「アミュージアム茶屋町店」。
(行ったのは2011/12。大阪旅行のついでだった)
お店に着くと、まず店先にDDRが置かれてて度肝を抜かれた。
(左奥には太鼓ゲーム。太鼓が店先にあるのはよく見かけるが、DDRが外なのは今となっては結構レアかも)
その後、2015/03にも行く機会があった。
(また大阪旅行のついで。この頃は年1,2回大阪へ行ってた)
安宿からの旅・西成から大阪市内をあちこちぶらり旅
この時は店の外にDDRは置かれなくなってた模様。
ただ、この時点でホイールは故障、モニターは非純正に交換してなんとか動いてた様子。
(それでも遊ばせてくれたことにただただ感謝しかない)
なお、ドラムマニア、ギターフリークスのV8がありこちらも楽しませてもらった。
※最近だと、秋葉原のレトロジーでキーボードマニアが遊べるようになったのがとても嬉しい。
「GiGO秋葉原3号館・RETRO:G(レトロジー)」(2023/05)(1/2)
※大阪ではミナミ(西成方面)の方でスマートボールなどで遊んだのもいい思い出。
珍ゲーセン巡り・大阪ミナミ・西成ドヤ街のゲーセン
http://tama-game-retro.blog.jp/archives/66945901.html
なぜ今さらこの話をしようと思ったかというと、新宿のチルコポルトは20年くらい前に行ったことがあったが、その時もらったオシボリが最近の大掃除で出てきたため。
(未開封だが中身は乾ききってるだろう)
店内は音ゲーが一杯で、当時カメラ付きケータイを持ってれば…と悔やまれる思い。
(立地がほぼ歌舞伎町の近くなので、子供だったし萎縮して撮れなかったかもだが)
といったところで以上。
メーカー直営ゲーセンはそのメーカーらしさがあると楽しいねというところ。
(過去記事で言えばセガとかプラサカプコンとか)
クレイジータクシー&アメリカ風ゲーセン・セガアリーナ蘇我
カプコン・モンハン一色のゲームコーナー「マークイズ静岡」
(16:15)